こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日は「本当の願望は口にしない」と題して書いてみます。
お客さんにサービスを提供する仕事は
多かれ少なかれお客さんとコミュニケーションを取ります。
その中でお客様の「望み」や「悩み」を聞くわけですが
実はお客様は案外「本当の願望は口にしない」ものです。
仮に床屋(美容室)に行って
美容師さんから「今日はどうしましょうか?」と聞かれたら
「こうしてほしい」と言えても
本当の願望まではなかなか口にできなかったりします。
私が行っている仕事でも同じことが言えます。
本当の願望は「痩せたい」と思っているが
私に言う願望は「健康になりたい」と言ってしまう...みたいな(笑)
ではなぜ「願望」は言えても「本当の願望を言えない」のか?
それは幾つかの心理が邪魔するからだと思います。
例えば
■本当の願望を伝えるのが恥ずかしい
■本当の願望を伝えると困らせそう
■本当の願望を伝える覚悟がない
こんなことだろうと思います。
かくいう私も
自分の店を一歩出れば顧客になります。
だからこそこうした顧客心理もよ~く分かります。
時折「本当の願望」を伝えられた時って心のつっかえが取れてすっきりします。
顧客側が「本当の願望」を伝える習慣がつくことがいいのでしょうが
すべてのお客さんがそうしたことがスムーズにできるわけではありません。
だからこそお店側が上手に聞き出せるのが望ましいと思います。
私も日々の仕事でお客さんにカウンセリングを行います。
その中で少しでも本当の願望を言ってもらえるように聞き出すようにしております。
自分が顧客の時、本当の願望を伝えられると安心するように
お客さんも本当の願望を伝えて安心してもらいたものです。
なかなか難しいことなのですが
本当の願望を聞き出すカウンセリング
とても大切だと思います。
こうした配慮が顧客心理を満たし
信用につながる事だと思います。
お客様にサービスを提供する仕事は
信用があって成立します。
その信用は、何も実務だけではありません。
実務以外の何気ない瞬間にも信用を持たれるか損なうか
そんな瞬間があったりします。
常に顧客満足度を満たせるような
そんなお店でありたいと思います。