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こんにちは。

 

 

相模原(橋本)で整体とパーソナルトレーニングのお店をしております

「あきま操整体」の秋間です。

 

 

以前このブログでパーソナルトレーニングの事を書きました

(「パーソナルトレーニングについて」をご参照ください)

 

 

 

先日

「やせたい」「体を引き締めたい」と言って30代の男性がお越しになられました。

 

 

 

先ずはカウンセリングから行います。

 

 

 

現在の生活習慣や仕事の内容、運動習慣や過去の既往歴など...

 

 

 

確認作業は沢山です。

 

 

 

カウンセリングで得た情報を整理してから

そのお客様に必要なプログラムを立てていきます。

 

 

 

次のステップは身体観察及動作観察です。

 

 

 

身体観察とは

主に姿勢の歪み具合を観察します。

(前回のブログ記事で少し書いております)

 

 

動作観察

関節の動きを観察します。

例えば

前屈や後屈、体の回しやすさ

肩の挙げやすさやしゃがみやすさ等

関節の可動域を評価していきます。

DSCN0095DSCN0094

(左写真:脊柱回旋動作)  (右写真:肩関節外転挙上外旋動作)

 

 

このような身体観察動作観察

体に痛みを起こしている方に対して行うもので

「やせたい」方や「体を引き締めたい」方には関係ないように思われるかもしれませんが、実は大変意味があります。

 

 

 

こうした身体状況を正確に捉える事で

体のどこの筋肉(や関節)が機能していないかがよくわかります。

 

 

 

個人的に

機能していない筋肉の事を「眠っている筋肉」と言ったりしています。

 

 

 

この「眠った筋肉」が多い人ほど体には様々なリスクを起こしていきます。

 

 

 

「やせたい」「体を引き締めたい」という方にとっても

眠った筋肉は代謝活動の低下を引き起こすので大敵です。

 

 

 

余談ですが

年代別の身体状況をイメージしてみましょう。

 

 

 

10代は成長期で、体をよく動かす時期です。

しかも義務教育から高校生活までは、体を頻繁に動かします。

 

 

20代になると大体の方は成長期を終えます。

学生の頃体をよく動かしていた方も、次第に運動習慣が減り始めます。

就職をするとその生活習慣も激変します。

最も激変するのは運動習慣の減少なのではないでしょうか。

 

 

 

このように10代~20代は定期的に運動を行えるものですが

30代になると10代~20代の頃に使っていた筋肉も次第に怠けるようになり徐々に使われなくなった筋肉が眠り始めます。

 

 

 

この調子で

「40代」「50代」「60代」「70代」「80代」と

放っておく期間が長ければ長いほど眠った筋肉は増えてしまいます。

 

 

 

こうやって考えると恐ろしいですね。

 

 

話を先ほど挙げた30代の男性の方に戻します。

この方も

まさに筋肉が眠っている状態でした。

この眠った筋肉まま運動しても「やせる」ことも「体を引き締める」こともままなりません。

 

 

 

あきま操整体で行っているパーソナルトレーニングでは

闇雲にトレーニングは致しません。

もし眠った筋肉があるなら...

まずは

眠った筋肉を起こす作業から行います。

(眠った筋肉を冷凍状態と見立てて「解凍作業」なんて言ったりもします笑)

 

 

眠った筋肉が動ける段階に持っていくだけで

姿勢が変わります

 

 

そして

体が軽く感じます

 

 

こうした本来の体の感覚に戻すことが大切なステップとなります。

(あきま操整体ではこの状態のことを自然体と呼んでいます)

 

 

 

まとめますと

身体観察や動作観察で体の歪みを見つけ

眠っている筋肉があるかどうかを見つけます。

 

 

 

眠っている筋肉が多い人ほど

解凍作業が必要になります。

 

 

 

解凍作業がうまく進むと

姿勢が整い立ち姿勢が綺麗になります。

それと同時に体が軽く、リラックした感覚(自然体)が得られます。

 

 

 

まずはここまでを第一段階として

日々この身体状況で生活できるようにしていきます。

 

 

 

筋トレで筋肉をつけたり

有酸素運動で脂肪を燃焼したりするのは

ここをしっかり達成しておかないと

場合によっては逆効果になりかねません。

 

 

実際

週5回もスポーツクラブで運動していたのに

全くやせなかった方もいらっしゃいます。

 

 

「自分の体にとって必要なことを実施しないと期待する成果は得られない」

 

 

ってことですね。

 

 

だからこそ

専門知識を持ったパーソナルトレーナーが

お客様の体の状況を客観的に把握し

必要なプログラムを立てていく必要があります。

 

 

 

どのような目的に対しても基本的な考え方は同じです。

 

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。