こんにちはあきま操整体の秋間です。
今日から2月です。
まだまだ寒さも続きますし、インフルエンザも流行っているそうです。
油断せずあと一息冬を乗り切りましょう(^O^)
さて
昨日突然一通のメールが来ました。
メールの主は、私が昔勤めていたスポーツクラブのスタッフだった人です。
度々腰を痛め、その都度頼ってきてくれます。
その彼からのメールなので、多分いつものアレかな?と思っていたら
案の定
「今回も腰を痛めたので診てください」とのSOSの内容でした。
空き時間が21時~しか無かったので、ちょっと時間が遅いから来れないかな~
と思っていたら
「行きます!」との返答が...
よっぽど辛いのでしょう(´・ω・`)
いざお越しになられて、まず見るのは「正しく歩けているかどうか?」
そして「スムーズに動作をこなせるかどうか?」
(例えば靴を脱いだり椅子に座ったり立ったり)
こうした施術前の情報は欠かすことは出来ません。
逆に言えばこうした情報が
施術中や施術後に大変重要になってきます。
そして実際に施術に入る前に動作を確認。
指示した動作を正しく動けるかどうか?
歪み具合はどうか?
痛みは出るかどうか?
痛みがでたならどのタイミングで出ているのか?
...といくつもの確認項目があります。
こうした施術前の確認は施術家が情報を得るという目的だけではありません。
本人に症状の状況を実感してもらう大切な確認作業でもあります。
こうした施術前の情報収集ができて
やっと色々なものがわかってきます。
こうした施術前の確認作業は
パズルを作る時の事前準備によく似ています。
これから作るパズルがどんなデザインかもわからず作り始めるのは、無駄に時間が掛かってしまいます。
作り始める前にパズルの完成図を見て情報収集をし
外枠になるピースを選別し、先に外枠から組み立てていくと能率良く作っていけます。
この感覚と同じです。
なんの情報も収集しないで施術するなんて
完成形も分からずにパズルを作るようなものです。
そうこうして
パズルを組み立てる事前準備ができて、いざ開始です)^o^(
事前に得た情報を元にいくつかの仮説を立てます。
こうした原因で痛みを招いているのではないか?
と
その仮説に基づき診るべき優先順位を決め体に触れていきます。
施術を始めたら、その仮説が正しいかどうかの検証を繰り返し結果を確認していきます。
その仮説が正しかったらイメージした結果に向かっていきます。
もしイメージした結果と異なった場合
その原因はなんなのかを考えます。
仮説は正しいが正確な施術で行えていないのか
はたまた他のアプローチが必要なのか
更に
仮説自体が間違えているのか
クライアント(患者さん)との何気ない会話をしつつも
絶え間なくこうした思考を途切れさせることなく施術を続けます。
こうしたトライ&エラーを繰り返していくと
次第に小さな光が指し始め
その小さな光を手がかりに進めていくと
その光が次第に大きな光になっていきます。
こうした感覚が見えてくるとパズルの完成が見えてきます。
順調に仕上がってきたら最後の仕上げを考えていきます。
一通りの施術を終えたら事前に確認した動作を再確認します。
施術前に比べてどうなっているか?
歪みの有無
可動域の変化
痛みの有無
一通りの確認ができ
施術前の状況より改善が見込めていれば9割終了です。
残りの1割はセルフケアの指導や
自己防衛の方法をレクチャーします。
最後にお帰りになられる時の
靴を履く動作や、何気ない動作を見て
最初に見た光景と照らし合わせて
正しい状況に修正されていればパズルの完成ですヽ(´▽`)/
充実した施術が出来ました(^O^)
以上あきま操整体ドキュメンタリーでした!
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
今日も楽しい一日になりますように!