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んにちは。

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は処方箋は薬だけじゃないです。

 

誰でも一度くらいは病気をして病院に行ったことくらいあるかと思います。

 

その時決まって処方箋をもらいます。

 

風邪を引いたら「解熱剤」や「痛み止め」「抗生物質」や「胃薬」などを貰います。

 

そしてそれぞれ用法は異なります。

 

医師はその症状に合わせて薬を選定します。

 

決められた用法に沿って服用すると薬の効果も得られ、症状の回復が見込めます。

 

逆に誤った服用をしてしまうと、副作用が起こったりもします。

 

薬の処方箋とはそれくらい正しく扱う必要があります。

 

殆どの人はこの事を承知の上で服用していると思います。

 

私が行っている仕事(整体&運動指導)もお客様の為に様々な運動やメンテナンスの方法を指導します。

 

これも一種の処方箋と言えると思います。

 

腰が痛い方に適したストレッチの指導(処方)したり

 

膝が痛い方に適したメンテナンス方法を指導(処方)をします。

 

方法だけでなく、行うタイミングや行うべき量も指導(処方)します。

 

もしかしたら薬の処方箋よりももっと複雑でデリケートかも知れません。

 

それだけに、薬の処方に比べ実行率は低いようにも思います...

(難しくなればなるほど実行率は下がりますからね~汗)

 

しかし一流の施術家やトレーナーの処方箋はとてつもなく効果が高く、そしてお客様の実行率も高いものです。

 

それはなぜか?

 

ズバリ!

 

一流の施術家やトレーナーの処方箋には無駄がないからです。

 

無駄がないというのは、単に指導内容が少ないという意味ではありません。

 

今必要なことを必要な分量行えるように指導(処方)し、お客様が続けやすくそして効果が得られるように...そこまで配慮をしています。

 

そして常に顧客心理を考慮し、未来を予想しています。

 

それとは逆に二流、三流の施術家やトレーナーの処方箋は無駄が多く、顧客心理を無視しています。

 

例えば、腰痛の方に

 

朝起きたらこのストレッチとこのストレッチをやって...

 

仕事の合間にこの体操をやって...

 

風呂上りや寝る前にもコレをやって...のように

 

セルフケアの習慣もない方に多くの指導(処方)をしすぎてしまいます。

 

これは明らかに過剰処方と言えます。

 

そして何より、顧客心理を無視しています。

 

指導者側の心理は、良かれと思って沢山の種目を指導(処方)しますが

 

顧客心理は、指導(処方)された内容を実行する自信がなくなっている...そんな事にも気づかず、ハードルを設けてしまう。

 

こんなケースをよく見かけます。

 

こんなことを一流の施術家やトレーナーは絶対しません。

 

一流の施術家やトレーナーは自分の持っている知識やノウハウを宝物のように扱います。

 

だからこそ大切な宝物が無駄になるかも知れない指導(処方)の仕方はしません。

 

自分が指導(処方)した物がお客様の助けになり、喜ばれるように想像しているものです。

 

もし貴方がどこかの整体やパーソナルトレーニング施設に行って、運動方法やメンテナンス方法を指導(処方)を受けることがあったら

 

過剰処方になってないか意識してみてください。

(もしくは、実行し難い内容になっていないか)

 

過剰処方は絶対に無駄です。

 

偉そうに書いている私も、過去を振り返れば沢山の失敗をしてきました。

 

だからこそこうした事を発言できるようになりました。

 

常に今の貴方に一番必要な事を意識して指導(処方)し続けてくれる

 

そんな施術家やパーソナルトレーナーはとても貴重ですね。

 

これから整体やパーソナルトレーニングへ通おうと思われている方のご参考になれば幸いです。

 

以上、処方箋は薬だけじゃないでした。