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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は刺激に反応するです。

 

日々体の痛みでお困りの方は「痛み」に対して敏感なものです。

 

例えば「この動作をすると痛みを感じそう」と勝手に防衛反応を起こします。

 

この感覚がさらに進むと...

 

「敏感」から「過敏」になります。

 

過敏になると防衛反応はさらに進んでしまい、痛みを起こすようなことをしていなくても痛みを感知してしまいます。

 

時折過敏な状況にまで陥ってしまい、お越しになられるお客様がいますが、そう言った方は患部に軽く触れただけで激痛を感じてしまいます。

 

一見すると手の施しようもないように思えますが、ちゃんと防衛反応を断ち切れればビックリするほど楽になります(微笑)

 

そのまま順調に体が整うと、どんどん防衛反応が解除されてきますので今まで感じていた痛みも軽減してきます。

 

痛みが軽減してくると、その人の反応まで変わってきます。

 

先日あったお話ですが

 

昨年の11月から通っているお客様ですが

 

あきま操整体に通院当初は、腰の痛みや脚への痛みが激しく大変つらい思いをされていました。

(まさに過敏レベルでした...汗)

 

最近は、大分痛みも軽減してきたので施術中の腰や脚への痛みもかなり減ってきました。

 

すると

 

痛みが強かったころは

 

施術中、体への意識が100%向けられていたのが

 

いつの間にか外部へ意識が向くようになってきました。

 

具体的に話しますね

 

施術中に外で子供の声が聞こえてきて、そのお客様が「子供が楽しそうね~」と話しかけてきました。

 

何てことない会話なので、気にも留めない所でしたが

 

いつもとちょっと違いを感じたので

 

その違和感を紐解いていったら

 

どうやら体の痛みへの不安や緊張感が減ったことで、体に向けられていた意識が減ったようです。

 

簡潔にまとめると...

 

「体の痛みの軽減」⇒

「痛みへのアンテナが低下」⇒

「外部へアンテナが向くようになった」

 

こんな感じです。

 

体に強い痛みがあるうちは体に起こる刺激を感知し

 

痛みが軽減してくると外部へ意識が向くようになる訳ですね。

 

意識が自分に向いているうちは辛いステージで

 

意識が外(自分以外)に向くようになってくると改善してきているステージといえます。

 

こうした原理がイメージできたので、そのお客様に伝えました。

 

そして

 

「仮に今後、みを生じる瞬間があろうとも不安に思う必要はありません。ちゃんと段階を経て改善に向かっていますから」

 

と付け加えました。

 

ご本人も

 

「そうよね~前なら自分の事でいっぱいいっぱいだったもんね~」と

 

納得されておりました(^^♪

 

 

 

 

何気なく見過ごしがちなやりとりから、とても有用な情報に気が付くことが出来ました。

 

こういった気づきは臨床の中でしか得られることが出来ません。

 

この気づきのお陰で他のお客様がどれだけ救われることか...

 

気づかせてくれたお客様に感謝致します。