こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は言葉は薬にも毒にもなるです。
言葉は昔から言霊ともいわれる通り、単なる言語ではありません。
偉業を成し遂げた人の言葉や
大切な人を失った人の言葉など
言葉が言語を超えて、聞いている人の心に深く突き刺さる事があります。
私は偉人のように何かを成し遂げてはいませんが
それでも日々マンツーマンでお客様の体を見させて頂いていると
その人に向けた言葉を選んで、想いを乗せて発っすることがあります。
(もちろん常にではありません、時と場合によりますよ...微笑)
そのような時は、少なからずそのお客様の心に響くものです。
こうした瞬間はお客様との関係がより一層太くなった瞬間のようにも感じます。
このような時は決まってスッキリした表情でお帰りになられます。
(憑き物が落ちたような感じ)
「あきま先生の言葉で安心するの」と言っていただける事もあります。
とてもうれしい瞬間です。
このような瞬間を体験する度に
言葉は何よりも薬になるなあ~と思ったりします。
実際、精神的に不安定だった人の心が安定すれば免疫力も向上することでしょう。
人間の持つ本来の力「自然治癒力」を呼び起こし正しいコンディションに導かれるはずです。
体の不調は肉体の不調だけでは無いとも言えますね。
私の想いが言葉に乗って精神的に安定に導けたのが「薬」と称するなら
逆に
私の想いが強すぎて、お客様にとって「毒」になるケースもあります。
例えば
「なんで前回言った事をやらないの?」とか
「本当に良くなる気ありますか?」などの言葉を使ってしまうことも以前はありました。
(さすがに今は顧客心理を一番最初に考えて言葉を発せられるようになったので、上記のような声は掛けることがありません...少し成長しました微笑)
こんな時は決まってお客様との関係はギクシャクしてしまい
次第にお客様が私に対して委縮してしまうこともありました。
(重ねて言っておきますが、ずいぶん昔の事ですからね...汗)
こうした方とは信頼関係を太くすることが出来ず、自然と足を遠のかせてしまったように思います。
いくらその方への想いが強くても
その方の心を踏みにじったり、傷つけてしまってはいけません。
こうした言葉は「毒」にしかならないという事です。
もちろん
人が人に対して口にしてはいけないような言葉も含みます。
(あえて具体的な例は書きませんからね)
言葉は「薬」にも「毒」にもなります。
特に私のような仕事は
信頼して通ってくれているお客様に対して
常に「薬」になるような言葉を発信して行かなければなりません。
私の知る一流の施術家やパーソナルトレーナーは間違いなく
言葉でもお客様の体も心も健康に導いています。
こうした一流の施術家やパーソナルトレーナーのさり気ない所作は、どんな参考書よりも勉強になります。
私が今までに出会った一流施術家やパーソナルトレーナーの所作が、心の中にある限り、お客様にとって「薬」となる努力を惜しみません。
言葉を「毒」にするのは発する者の誤った想いの強さからです。
それは施術家やパーソナルトレーナーの押し付け以外の何物でもありません。
失敗体験も月日が流れると無駄な事ではなく
自分を支える礎の一部になっているものですね。
今日も色々な気づきがありました。
有難うございます。
感謝致します。