こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は人を導く前に自分を導くです。
私の仕事はお客様を健康な体に導く仕事です。
腰痛や肩こり、膝の痛みはもちろん、他にも高齢者の筋力補強や、運動機能の改善なども対応しております。
お客様の身体状況は一人一人異なり、そして目標も異なります。
一人一人異なるのは身体状況だけではございません。
脳の思考回路も異なります。
(もしかして一番個性が出るのが思考回路かも知れません)
不思議と思考回路と身体状況は比例することが多いように思います。
例えば
興奮しやすい人(怒りやすい人)ほど慢性的に筋肉が緊張してたり
行動意欲が低い人は、筋力が低下しがちです。
こうした一人一人の特性を踏まえて日々指導や施術にあたります。
と、言葉にすると簡単そうですが、対人間(私よりも年上が殆ど)なので
そこは人格を尊重し、思いやる気持ちが必要です。
案外「思いやる気持ち」と言うのが難しかったりします(汗)
それはなぜか?
ついお客様の心をコントロール(支配)しようとしてしまうからです。
コントロールとは「支配」以外にも「強制」される事にもなります。
誰だって支配されたり強制さるのは嫌ですよね。
だから、私はいつもお客さんをコントロールしようとはせず導こうとしています。
この「導こう(導かれる)」という感覚は、お客さんにとって支配や強制されているようには感じません。
なぜなら導こう(導かれる)感覚はお客様が自ら選んでいる感覚だからです。
コントロールとは大違いですね(微笑)
お客さんを導くには、まず自分自身がお客さんの気持ちになる必要があります。
いわゆる「顧客心理」というやつです。
顧客心理を理解することが、お客様を導く事につながります。
逆に言えばお客様をコントロールしようとしている施術家やトレーナーは顧客心理を理解していないという事です。
顧客心理を理解するには一旦自分自身をリセットする必要があります。
自分自身をリセットするという事は自分自身を導くということです。
(やっと今日の本題に入りました...前フリ長くてすいません)
何かにイライラしていたり、腹を立てたり、焦りがあったりしているような状況ではとても顧客心理に立つことなんてできません。
10年位前にスポーツクラブに出張整体に行っていた時の話ですが
当時契約クラブまで車で通勤していました。
とある日、出勤時間に合わせていつも通り出発したのに
渋滞や、事故で最初の予約のお客様に間に合うかギリギリになりそうでした。
焦りを感じながら運転していると、普段なら割り込み運転をされても何も思わないのに、無性にイライラしてしまいました(恥)
結局、超ギリギリに着いてそのままお客様を診る事になりました。
こんな状況でお客様を診るのですからいい結果なんて得られるわけがありません(汗)
この時の経験は今の私にとって戒めになっております。
自分に余裕がなく、イライラや焦りの状況でお客様に接した事を忘れないようにしています。
お客様が施術家(やトレーナー)のその日の顔色(機嫌)を察しながらサービスを受けさせてしまうなんてもってのほかです。
自分の過去の出来事を心に秘め、日々の仕事にまい進していきます。
今日も自分を導きながらお客様を導いてまいります。
有難うございます。