こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題はお客様のオリジナル指標です。
最近お見えになられている女性のお客様で五十肩でお困りの方が居ます。
施術を行うと改善はするものの、次回の予約までの間に少し戻ってしまいます。
それでも3歩進んで2歩下がる状態なので、一歩づつ改善はしております(微笑)
そのお客様が先日お越しになられた時に、その日の調子を具体的に教えてくれました。
私「調子はどうですか?」
お客様「まだ痛いです」
いつもはこんなこのやり取りになるのですが
この日は
私「調子はどうですか?」
お客様「換気扇のスイッチを手で押せるようになりました」
との答えが(笑)
話を聞いてみると、痛みが酷いときは腕が上がらず、換気扇のスイッチを菜箸で押していたそうです。
その動作が手で出来るようになった事が、本人にとって「症状が軽減している」と思えたそうです。
痛みはまだ感じるとのことですが、こうした動作の変化や、その時の痛みの減少は改善に向かっている証拠です。
そのお客様が、日々の生活で感じていた「換気扇のスイッチを押す瞬間の痛み」や「換気扇のスイッチに手が届かなくなる感覚」は症状の指標になっているということです。
このように日常生活のありふれた動作には痛みの指標が存在していたりします。
例えばぎっくり腰を起こしている人は
立って靴下を履くことが出来なくります。
(もちろん個人差はあります)
ぎっくり腰の発症中は出来なかった動作が再び出来るようになることが症状改善のサインにもなります。
整形外科などでは、症状を特定する際に整形外科テストというものが存在します。
専門的にはこうしたテストが指標となりますが
このお客様のように日常生活のありふれた動作を指標にするのも正解です。
たいてい痛みでお困りの方は、「痛みの度合い」を指標にしてしまいがちです。
しかし痛みの度合いって案外不明確なものです。
例えば、通院当初が「10の痛み」だとします
それから数回通院して「6の痛み」になったとしても
お客様は「やっぱり痛い」としか言わないものです。
そのなこともあり私の場合、現状把握の為に痛みの有無も伺いますが、生活動作や関節の可動域を指標にしています。
こうした情報共有は、お客様を正しい改善に導く為に大切なサポートだと思います。
「お客様ご自身も気づいていない生活習慣と痛みの関係を見つける」
こんな事も私の仕事です。
お客様の為にやることが沢山ありますね。
幸せな事です(微笑)
今日も一日脳みそフル回転で行きたいと思います。
有難うございました。