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こんにちは。

 

相模原(橋本)で整体院をしております

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「便利すぎて不便」にハッとするです。

 

時折このブログで私の両親の話を書いたりしますが

 

今日のお題も先日父が発した言葉です(笑)

 

どんな時に発したのかと言いますと

 

水曜日の体操教室で小野先生から

 

「電動三輪車の調子はどうですか?」と聞かれ

 

父が発した言葉が「便利すぎて不便」でした(笑)

 

どんな話かと言いますと

 

数か月前から父は電動三輪車が欲しくなったそうで

 

買おうか買うまいか悩んでいました。

 

知り合いの自転車屋さんに行って、電動自転車の事を聞くと「余りお勧めできない」との答えで

 

気持ちが揺らいでいました。

 

結局店主のアドバイスを知ったうえで「欲しい」が勝って

 

先日購入しました。

 

(83歳でもこの意欲...見習いたいものです笑)

 

その話の経緯を聞いていたので

 

小野先生から「電動三輪車の調子はどうですか?」と質問された訳です。

 

購入して近所を乗り回してみると

 

長所より短所の方が沢山感じたようで

 

発する言葉はデメリットな話ばかりでした(汗)

 

一緒に体操を受けている母も苦笑い(苦笑)

 

今にも「それみたことか~」と言い出しそうな顔をしていましたが

 

グッとガマンしている感じでした(笑)

 

ひとしきり電動自転車の感想を述べて

 

最後に言った言葉が「便利すぎて不便」でした。

 

このやり取りを聞いていて

 

最初は「欲しいという欲求が勝って、重要な情報も耳に入らないなんて愚かだよな~」と思っていました...が

 

最後に発したこの一言が何故か心に刺さりました...

 

「この感覚は何なんだろう???」と暫く脳を働かせてみました。

 

私なりに気づいた事は

 

父が若かった頃とは比べ現代は物凄く便利になっております。

 

お陰で余計な労力も減って快適な生活が出来るようになってきています。

 

自分の能力が便利を使いこなせているうちは素晴らしい事だけど

 

便利になった物を使いこなせなければ結局不便というものです。

 

父が発した「便利すぎて不便」はこれを言い表しているのでしょう。

 

私が父の年齢になった時

 

世の中の進歩はもっともっと進んでいる事でしょう。

 

その時に私も「便利すぎて不便」と感じるのかも知れません。

 

小野先生と話をしていた父の姿が

 

数十年後の自分に見えたような気がしました。

 

これを単なる未来図として捉えるか

 

「こうならないように脳みそを柔らかくしておけよ」という

 

父の教えと捉えるかは私次第です。

 

間違いなく父よりも私の方が長生きするのですから

 

生きているうちに沢山の事を学んでおきたいと思います(微笑)