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こんにちは。

 

相模原(橋本)で整体院をしております

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「痛み」を指標にしてはいけないです。

 

新規のお客様がお越しになられると

 

「腰が痛くて~」とか

「膝が痛くて~」など

 

痛みを訴えるパターンが一番多いのですが

 

この「痛み」と言うのがクセモノで

 

「痛み」を指標にして調子を伺うとなかなかいい結果が得られません。

 

どうゆう事かと言いますと

 

初診時の「痛い」と

 

数回通われた時の「痛い」は段階が異なるハズなのに

 

お客様は「まだ痛い」と仰るものです。

 

施術をする側の人間からすると

 

初診の身体状況よりも数回目の身体状況(例えば関節可動域)が良くなっていたとするなら

 

確実に痛みのレベルは変わっているはずです。

 

それでもお客様は「まだ痛い」と訴える訳です。

 

お客様からすると初診時の「痛い」が10段階中の10の痛みだとして

 

3回通って10段階中の7になったとしても「まだ痛い」となってしまいます。

 

これに惑わされるていると正しい判断がつかなくなってしまいます。

 

仮に10段階中の1になったとしても、きっとそのお客様は「まだ痛い」と言うはずです...

 

これではお客様も不安になってしまいますし

 

施術家もストレスが溜まってしまいます。

 

だからこそ「痛み」を指標にしてはいけないのです。

(もちろんお客様が訴える痛みを無視するわけではありませんよ)

 

では何を指標にするべきなのか?

 

となりますが

 

それは様々です。

 

私の場合関節の可動域や反射区を指標にしています。

 

例えば腰痛の方なら

 

股関節や膝関節の可動域をチェックし

 

施術後に同じチェックを行い可動域が改善していたなら

 

仮にまだ痛みを訴えようとも

 

施術前よりもちゃんと体の歪みが整っている事を伝え

 

このまま歪みが整って行く事で、必ず痛みは改善していくことを伝えます。

 

例えこの瞬間に痛みが消えなくとも

 

痛みの原因が快方に向かっているのであればそれが一番重要という事をしっかりと伝えます。

 

正しく伝えさえすればほとんどのお客様はちゃんと理解してくれます。

(この時に「痛み」を指標にするデメリットも伝えます)

 

しかしこうした説明を疎かにしたり、伝え方が間違えてしまっては

 

結局お客様は「痛み」を指標にしまいます。

 

このようにお客様にちゃんとした情報を伝える事も我々の責任です。

 

施術家自身がお客様が発する「まだ痛い」という訴えに振り回されないためにも頭に入れておくべき事かと思います。

 

仮にお客様に痛みの状況を聞くとしても

 

「前回と比べて如何ですか?」とか

「初診の時と比べて如何ですか?」と聞くようにすることで

 

「まだ痛い」というスパイラルに陥らないで済むはずです。

 

大切な事は

 

お客様を不安にさせない

 

施術家がストレスを溜めない。

 

とても重要な事だと思います。

 

ご参考になれば幸いです。