こんにちは。
相模原(橋本)で整体院をしております
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は本当に「筋肉は裏切らない」のか？です。
ここ数年「筋肉をつけましょう」という傾向が強くなっていますね。
テレビや雑誌ではこうした企画をよく見かけるようになりました。
ＮＨＫでは「みんなで筋肉体操」という番組が人気になり
そこで「筋肉は裏切らない」というフレーズが生まれました。
とてもいい傾向だと思う反面
「誰がどんな体の状態でも筋トレをしていいのか？」という疑問も頭に浮かびます。
筋トレは筋トレをしてメリットがある人が行うから良い訳で
もし、今の身体状況のまま筋トレをしてしまうと悪化する事があり得る人には決してお勧めできません。
具体的に書きます。
例えば変形性膝関節症の人が症状を改善するため筋トレを始めたとします。
骨格が歪んで問題を起こしている関節を整えないまま筋トレするなら
メリットよりもデメリットの方が想像つきます。
きっと症状の改善どころか
痛みが増してしまったり、場合によっては悪化していしまう事もあり得ます。
こうした個人の身体状況もあるので
一概に「筋肉は裏切らない」とは言えない訳です。
あくまでも筋トレをしてメリットが起こる方が行うから「筋肉は裏切らない」のであって
今筋トレをしては体を壊しかねない人は鵜呑みにしてはいけないという事です。
先ずは自分の身体が筋トレに適している状況かどうかの判断をしましょう！
その為にはどうしたら良いかと言いますと
ズバリ専門知識のある人に見てもらうといいと思います。
整体の先生ならあなたの体の歪みを客観的に見てくれるし
パーソナルトレーナーならあなたの体が正しく動くかどうかを判断してくれるはずです。
こうした専門知識を持つ人に見てもらう事で
筋トレを行っても大丈夫な状況にあるかどうかが分かります。
その上で
もし筋トレを行うとデメリットが多いようなら
「筋トレよりも先にやるべきことがある」という事になります。
少々手間に感じるかも知れませんが
とても重要な事です。
折角筋トレと言う素晴らしい努力を行うのに
その努力がデメリットになっていては悲しいじゃないですか(微笑)
だからこそこのひと手間を惜しまないようにしましょう。
特に自宅で筋トレ(自主トレ)をしようと思っている方は
自己判断が思わぬ故障を招きますのでくれぐれもお忘れなく。
ちなみにあきま操整体では
「体の歪みの評価」と「関節の可動性の評価」を行い
筋トレをしてメリットがあるかデメリットになるかを評価しています。
殆どの人が自分の身体状況を正しく知ることなく生活しています。
だからこそここをしっかり評価して
現在の身体状況に適した内容をクリアしていくことが安全で効果的な方法だと思います。
手間とお金を惜しんではご自身の身体を正しい方向へ導くことはできません。
もし、「私もそろそろ筋トレはじめなきゃ」と思っている方の参考になれば幸いです。