こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は「個人事業主という生き方」です。
私は一人であきま操整体を経営していますので個人事業主です。
個人事業主なので毎月決まった給料を頂くのではなく
歩合制で仕事をしています。
歩合制の意味はお分かりでしょうか？
自分が売り上げたお金から様々な経費を引いて残った分が自分の収入となる。
これが歩合制です。
私は今まで様々な形式の仕事をしてきましたが
アルバイト(時給)以外は全て歩合制の仕事です。
歩合制の長所は何と言っても「売り上げが変動する事」だと思います。
自分が頑張った分ちゃんとその額が頂けるのですから遣り甲斐にもなります。
逆に言い換えると、売り上げが悪ければ生活さえも苦しくなります(汗)
だから一生懸命になれるのです。
(これを短所と思う人は歩合制には向いていないと思います)
そしてもう一つ長所があります。
それは「言い訳できない」という事です。
特に私のように、雇われてもいない個人事業主の場合、全部自己責任です。
だから現在のコロナ禍でさえも言い訳はできません。
(コロナのせいにしたって何も変わりませんしね笑)
個人事業には他にも沢山メリットがあります。
〇休みを自由に取れる
〇必要に応じて業務の方法を変えられる
〇定年に縛られることがない
〇不要な人間関係が存在しない(ここ結構大きいです笑)
等々．．．
逆にデメリットは
●有給休暇がない
●ボーナスがない
●福利厚生がない(同等の保険に加入すれば別ですが)
●退職金がない(同等の保険に加入すれば別ですが)
●国民年金なので受給額が低い
●もし失敗したら人生が終わりそう(妄想ですが)
等々．．．
よくよく見るとお金の事ばかりですね(笑)
私の場合、かれこれ２０年個人事業主をしていますので…
それだけに個人事業主の殆どのデメリットは
「実は補える」という事に気がつきました。
(熱弁したいところですが物凄く長くなるので省きます…汗)
そんな訳で、私にとって個人事業や歩合制と言う働き方は最高の条件だと思っています。
そんな私が個人事業主や歩合制を語ると魅力のあるものに映るかも知ません．．．が
残念ながら全ての人に向いている訳ではありません(汗)
向いていないタイプの人も結構いらっしゃいます。
端的に言えば、先ほど挙げたデメリットをリスクと感じる人は向いていないと思います。
そのような方は企業に属して、しっかりお勤めを果たしてお給料を頂いた方が宜しいかと思います。
一番良くないのは
個人事業主(歩合制)のメリットばかり目が行き過ぎてデメリットを軽視していしまう人です。
このパターンの人は意外と多いように思います(冷汗)
そして大概失敗します．．．
個人事業主のデメリットをちゃんと理解し
「どうやったらそのデメリットを最小限に出来るか」を考えられる人でしたら向いていると思います。
しかし一番大切な事は
『消費者ファーストになっているか』だと思います。
「自由な時間を手に入れたい」とか
「企業のような人間関係のしがらみから逃れたい」とか
「もっと稼ぎたい」のような
『自分ファースト』では上手く行かないと思います。
絶対に『お客様が一番』という考え方の下で進めて行かなければなりません。
これだけは断言できます。
あきま操整体を開業当初フリーペーパーの営業が来たことがあります。
折角のご縁だと思って６回分の掲載契約をしました。
すると途中からその担当者の人生相談を受けるようになり
「会社を辞めて事業を立ち上げたい」みたいな話に及びました(苦笑)
私の本音は「営業で来ている者がそんな話をするか？？？」と思っていましたが
つい私も無責任に個人事業の魅力や歩合制の魅力を語ってしまいました(笑)
するとその営業マンは余計気持ちが上がってしまい．．．
暫くして会社を辞めてしまったそうです。
その後その方とはやり取りは無くなったので現在はどうしているかは分かりませんが
正直言って会社を辞めたい理由と
個人事業を行いたい理由が「成功しないパターン」に感じました。
現在の状況が不満で
個人事業主のメリットばかりに目を奪われているようでは上手く行くとは思えません。
ちゃんとデメリットを理解し、リスクを理解し
そして「お客様の為になる事を突き進むんだ」こんな心意気が無ければ上手く行かないと思います。
現在はまだまだコロナ禍です。
コロナ前と現在とで経営状況が下降しいる会社も増えてきている事でしょう。
コロナ前よりも業績が上がっている会社にお勤めの方は今の所安泰かも知れませんが
下がっている会社は先行きが不安ですよね。
(一旦は下がったとしてもコロナが終息して再浮上できるような会社ならいいのですが．．．)
これからは「会社に守って貰える」なんて思っていたら痛い目に合うと思います。
コロナ禍の今だからこそ人生を見つめなおすには良いタイミングかも知れません。