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こんにちは。

 

あきま操整体のあきまです。

 

今日のお題は「体は物語る」です。

 

毎週水曜日に私の両親が体操教室に来ていますが

 

二週間前に来た時に父の体がおかしかったようで

 

体操教室が終わってから担当の小野先生が

 

「今日はお父さん調子悪かったわよ」と

 

私に伝えてきました(汗)

 

高齢者を沢山診ている私にとって

 

80代の調子はめまぐるしく変動している事を知っているので

 

余り気にもしなかったのですが

 

「折角、小野先生が情報を提供してくれるのに無視するのも良くない」

 

と思い、実家に帰った時に体を診る事にしました。

 

(母親は定期的に診ていますが、父親は数年ぶりです)

 

すると、体が固まっている事固まっている事(汗)

 

「これじゃあ体が上手く動かないはずだ」と思いながら施術しました。

 

施術を終えて、体が軽くなったのが分かったようで喜んでいました(笑)

 

次の週の体操教室を終えて小野先生に「今日は父の様子どうだった?」と聞くと

 

「先週よりも良かったよ」

 

との返答が(笑)

 

この一言で私もホッとしました(笑)

 

念のためその週末にも実家に帰ってもう一度体を診ました。

 

前回よりも歪みも硬さも減っていて

 

「これなら大丈夫」と思いました。

 

その後本日の体操教室で随分動けていたようで

 

小野先生に様子を伺うと

 

「お父さん調子戻ったわよ」と言ってもらえましたので一安心しましたが

 

ただ...

 

「お父さん、何で良くなったか分かっていないみたい」と言ってきました

 

これには私も苦笑いです(苦笑)

 

しかし、こんな事も想定内です。

 

だって、父に事細かに説明していないのですから。

 

私の本音としては

 

『何がきっかけで調子が戻ろうとも何だって良いのです

 

結果が一番大事なのですから』

 

昔なら、自己顕示欲が勝ってしまい

 

「施術をしたから体が良くなったんだ」と父に言い聞かせていたでしょう。

 

それがなぜそうならなくなったのかと言いますと

 

理由は簡単です。

 

『体が物語っている』からです。

 

一回目父の体を診た時の「歪み」と「緊張」が

 

二回目にはかなり減っていたのです。

 

「これなら間違いなく快方に向かっているはず」と思えたから

 

何も心配はしませんでした。

 

例え父がどんな認識であろうが

 

体は物語っています。

 

そして嘘をつきません(笑)

 

お客様にはちゃんとその仕組みをお話しながら施術しますので

 

父のような事は少ないのですが

 

それでも中には「施術の効果」と思わない人も居ます。

 

例えそういうお客様に出会ったとしても

 

絶対に

 

「施術をしたから良くなったんだ」みたいな説得は致しません。

 

なぜなら説得しようとするとお客様の気持ちは離れるからです。

 

だから説得はせずに

 

体の現状と、ここまでの変化だけを伝えます。

 

それが一番大事だと思います。

 

以上「体は物語っている」でした。

 

ご精読有難うございました。