こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は「体は何もしないと疲れるbyひろし」です。
このお題は、先日の体操教室で父(ひろし)が口にしていた言葉です。
中々感慨深くて頭に残りました。
折角なのでブログのネタにしておこうと思った次第です(笑)
とかく人間は楽をしたがる生き物です。
いかに楽をするかを追求し続けるから文明が発展している訳ですから否定することはできません。
でも、「健康」というテーマに絞ってみると
楽ばかりしていては健康な体でい続ける事は叶いません。
父は数年前に現役(仕事)を退いてからのんびりした日々を過ごしています。
それでもなるべくは出かけたりして体を動かすようにはしているそうですが、本来の性格は一度座椅子に腰を掛けたら根が生えるような人です(汗)
油断すると一日座りっきりで終わりかねないタイプです(大汗)
そんな父を見かねて、母が用を作っては動かすようにしているとの事(笑)
光景が目に浮かびます(微笑)
父も父で、やることが無いからつい座りっきりになっている事は分かっているようで、やる事さえあれば動く気はあるみたいです。
私は実家に帰ると毎回両親の体を診ますが、体の状況は日替わりです。
良い日もあれば、悪い日もある...そんな感じです(悩)
悪い日は、だいたい体を動かしていない日です。
見ていないけど想像がつきます(笑)
最近はそれも自覚してきているようなので以前よりはましですが、それでも油断すると一日座りっきりで終わっているようです(悩)
用がある時は、そそくさと外出しますが
そうでもないと、根が生えてしまいます。
「自宅で体操のひとつでもしたら?」と言っても、こうした事には耳を傾けてくれません(大汗)
ホント、親への指導と言うのは一筋縄ではいきません(悩)
そんな父が、体操教室でポツリと
「何もしないと疲れる」と言っている訳ですから、何か笑っちゃいました(微笑)
分かっていても目先の楽を取ってしまうんですね~
考えて見れば誰だって似たような所はありますよね。
もちろん私にも(笑)
以前は、座椅子で根を生やしてる父に向って
「少しは動いたら?」と、少々の嫌味を含めて言っていましたが
今思うと配慮が欠けていたように思います(反省)
父は父の状況があり、座椅子に根を生やしているのです。
こうした事を理解できて来たので
感情に任せて「少しは動け」はちょっと横暴かなと(汗)
(自分だって「あわよくば楽をしたい」と思って過ごしているのにね)
最近ようやく気づけました(笑)
ほんの少し成長できたように思います。
(もうじき50歳になりますが...笑)
こうした事に気づけるのも学びだと思います。
改めて親から学べることって沢山あるものだな~と感じています(笑)
子供の頃なら、親から色々教わるものですが
こちらも大人になり、親も高齢になると「教える」「教わる」関係から
親の言動や行動を見て、一方的に「学ぶ」ようにるのかも知れません。
逆に考えると学ぶ意識が無ければ高齢の親からは何も得ることが無くなってしまうという事です。
そう考えると恐ろしいですね。
結局の所、親から学ぼうとする意識は自分次第です。
こうした想いが無ければ親を大切にする言葉や行動が生まれないでしょうし、親孝行に発展する事も無いのと思います。
世の中には、一人で大きくなったと勘違いしている人間は五万と居ます。
こうした人を見掛ける度に自分を戒めるようにしています。
私は、『親の最期の瞬間まで学ばさせて貰おう』という気持ちでおります(笑)