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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

ここ数回私の過去の話を振り返りながらブログ記事にしてみました。

 

過去に振り返りわが身に起こった出来事やその時の感情を表現できるのも、それなりに年齢が達したという事だと思いま(笑)

 

今日のお題は「天狗の鼻はいつ折られるのか?」ですが

 

これも過去の出来事が題材です。

 

今回ははそこまで長くないので気楽にお読みください(笑)

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

「天狗の鼻」と言えば、殆どの人が

 

「調子に乗っている人」を想像すると思います。

 

そう、そのつもりで書いています(笑)

 

では誰の事かと言うと...

 

ハイ!私の事です!

 

え⁉あきま先生ってそんなタイプの人???

 

と思うかも知れませんが

(ん?思わない人も居る?笑)

 

こんな私も天狗の鼻が高く伸びていた時期がございます(恥)

 

ハッキリと自覚しているのはスポーツクラブ時代の中期です。

 

前回、スポーツクラブ時代の話を書きましたが

 

その時代はスポーツクラブ業界に入りたての頃です(笑)

 

その後冬山から戻ってきて、改めて他のスポーツクラブで働き始めた時代...

 

それが中期です。

 

年齢にして23~24才位の頃です。

 

一度自分がスポーツクラブで勤めていた経験があり

 

そこで色々な人に認められ、成長したまでは良かったのですが

 

その結果少々天狗になっていたようです(お恥ずかしい)。

 

その頃新たに勤めたクラブは二か所ありました。

 

その二か所とも新たにオープンする、いわゆる新規店舗です。

 

新規店舗の特徴は、オープン時期に合わせてアルバイトを採用しますので、皆同じスタートから始まります。

 

採用された人も殆どが未経験者です。

 

既にトレーナーの経験があった私は他のスタッフよりも色々なノウハウを持っていたので精神的優位に立っていました。

 

精神的に優位に立つだけならまだいいのですが

 

研修中もちょいちょい口を挟んだりしていました...

 

そう、今でいう「マウント」ってやつです!

 

今思うと

 

「たかだか1年半しか経験していないような人間が、何を偉そうにマウントを取ってんだ!」

 

って思いますが、そこは若気の至りです(汗)

 

結局この二つのスポーツクラブは一年後退社することになります。

 

退社理由は...

 

解雇...

 

ではありませんから(笑)

 

「大阪で操整体を学ぶ為に」です。

 

ちなみに、どちらの施設もちゃんと送別会をして下さいました。

 

(今思うと、そこまで嫌われてはいなかったようですね…ホッ笑)

 

その後大阪でもスポーツクラブでトレーナーの仕事に就いていましたが、何せ関東から来た新顔なので、極力天狗の鼻を引っ込めておりました。

(こうゆうところが小さいですね笑)

 

でも、仕事も慣れてくると少しずつ天狗の鼻を隠す事が出来ずにいました(笑)

 

そうこうして大阪での生活が一年経った頃、唐突に天狗の鼻を折られる事になります。

 

それは…

 

操整体の卒業生だけが受けられる特別講習を受けに行っていた時の事です。

 

そこには私を含め十人位居ました。

 

その中の一人に私と同い年くらいの男性が居ました。

 

その人は私が卒業した期の一期後に卒業したそうで、後輩にあたります。

 

初対面で簡単な会話をし

 

「今日はよろしくね~」位の軽い感じで挨拶しました。

 

そして講習が始まる前に実技用のジャージに着替えていると、その人が...

 

「あれ?そのTシャツ(のデザイン)ってジョーウィダーじゃない?」と声を掛けてきました。

 

補足しますが「ジョーウィダー」っていうのはフィットネス業界の超有名人です。

 

一発でそのTシャツのデザインを「ジョーウィダー」と見抜くのは只者ではありません。

 

『むむ⁉この人同じ業界の人間か???』

 

と、ここで警戒心を高めました(笑)

 

講習会が終了し、その人を含めて4人で飲みに来ました。

 

すると、その人が軽く話をする内容が凄い事凄い事(驚)

 

正直「これは、その人より勝っているものなんて何ひとつない」と思えるほどでした。

 

ハイ!

 

この時ハッキリ「ポッキリと天狗の鼻が折れました」(大笑)

 

...正確には

 

「折られた」ではなく

 

「勝手に縮んだ」が正解です(大汗)

 

(これが本当の「委縮」だと思います笑)

 

あの時の感覚は忘れられません。

 

これが私の「天狗の鼻が折れた(縮んだ)瞬間」です(笑)

 

良くも悪くも20代の半ばでこんな経験が出来て良かったです。

 

(50を前にそんな経験をしていたら恥ずかしいですものね)

 

所で、私の鼻を折った人(本人は折った自覚がない)とはその後どうなったかと言いますと

 

それから現在に至るまでお付き合いをさせて頂いております。

 

ハッキリ言って、その人とのお付き合いが続いていなければ今の私はおりません。

 

これは断言できます。

 

それくらい私に大きな影響を与えてくれました。

 

つくづく「あの時調子に乗って嫌われなくて良かった~」と思っている次第です(笑)

 

もしその人が「こいつ調子に乗ってるな~」と感じ、鼻を折りに来られたらひとたまりもありません。

 

だって、その後その人が調子に乗っている人の鼻を折っている所を何度か見ていますから(笑)

 

ホント危ない所でした(大汗)

 

それ以降、少々慢心する事はあっても天狗になることは無くなりました。

 

こうした経験をしておいたお陰だと思います(笑)

 

これは26才頃のエピソードです。

 

それから20年以上経ち、施術家歴も開業歴もそこそこの年数になりましたがまだまだ油断はできません。

 

「人間誰しも人より優位に立ちたい」というマインドは持っているものですから。

(特に男性は)

 

改めて思うのが

 

実力や実績が伴ってもいないのに人より優位に立ったり、マウントを取る事ほど恥ずかしいものはありません。

 

時折施術家歴がまだ1年とか2年の人で、売り上げ実績が好調な人がやたらマウントを取っていたりします。

 

確かにその経験年数で実績を上げるのはスゴイかも知れませんが

 

「その伸びた鼻はいつか折れるから気を付けて~」と助言したくなります...がしません。

 

だって、心に響くはずもないし

 

なんなら

 

「あいつオレの事をひがんでいる」なんて思われそうですから(汗)

 

だから私は、温かく見守るようにしています(笑)

 

センスがいい人なら

 

何かのきっかけで自分の鼻が伸びていた事に気づき

 

その鼻を縮めるはずですから(笑)

 

こんなエピソードを思い出しながら、現在の教訓に出来るのも楽しいですね。

 

自分が「道」をそらすことなく今を歩んでいる事を確認できました(微笑)

 

ご精読有難うございます(感謝)