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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「天狗と慢心の差とは?」です。

 

ここの所過去に振り返って様々なエピソードをネタにしていますが

 

今回も続編です(笑)

 

前回のプログ記事では、私の天狗の鼻が折れた(縮んだ)話を書きました。

 

改めて読んでみると、とても恥ずかしいですね(笑)

 

あれ以降天狗になっている時期はありませんが

 

ただ、慢心している時期はございます。

 

一番記憶に残っているのが

 

スポーツクラブで開業していた時代です。

 

スポーツクラブで開業していた時代は、私がいない間にスタッフが予約の管理をしてくれたり、集客してくれるのですから、それはもう全てのスタッフに丁重に接していました(もちろんお客様にも)。

 

このように最初の頃は、とても謙虚にしていました...が

 

固定のお客様も増え、集客も安定してきた頃...

 

どうやら私は慢心していたようです(恐)

 

(いつだって慢心に気づくのはアクシデントが起こってからです)

 

その出来事は、普通の勤務時間で起こりました。

 

その日も予約状況はかなり多く

 

このお客様の後だけが空いていました。

 

後の時間が空いていたので、ついそのお客様の質問をのんびり答えていました。

 

暫くしてそのお客様の対応が終わり、受付に行ってみると、受付スタッフが

 

「次のお客様がお待ちですよ」と言ってきました(大汗)

 

私としては

 

次の時間空いていたので、少々時間が延びても何も問題はないつもりでいました。

 

どうやら前のお客様を診ている間に予約が入ったようです。

 

本来なら受付をしたスタッフが私に「次の時間予約が入った事」を伝えに来るものなのですが

 

何かの手違いでその連絡がありませんでした。

 

しかし今は誰の責任かを問うている場合ではありません。

 

急いでそのお客様の元に行き、謝らねば...

 

私「〇〇さん、すいませんお待たせしてしまいまして」

 

お客様「こんなに待たせて!もう受けない!帰る!」

 

と、ご立腹になられ、帰られてしまいました(汗)

 

そして、受付に戻ってスタッフに「〇〇さんどうでしたか?」と聞かれ

 

私「機嫌を悪くされ帰ってしまいました」

私「施術しなかったので、予約表の名前は消しておいて下さい」

 

と返答しました。

 

その時、こともあろうか内心では...

 

『今日はこの後予約が満員だから、空き時間が取れて良かった(ホッ)』

 

と思ってしまったのです。

 

更に...

 

『〇〇さんがくる時間ってお客様が多いから、来なくなったって別にいいし』

 

なんて思ってしまったのです(汗)

 

(今でもハッキリこの時の心情を覚えています)

 

これは紛れもない慢心です。

 

慢心の恐ろしい所は

 

慢心を自覚し修正しないでいると、どこまでも下降を辿る事になるのです。

 

この時も、自身の慢心に気づくことが出来ずにいました。

 

その結果

 

ずるずると集客が落ちてきて、最後には予約表に空白が目立つ状態にまでなりました(大汗)

 

こうなっては後の祭りです。

 

この時の慢心にいつ気付いて修正したのかは、正直言って思い出せません。

 

ただ、あの時の心情は覚えていて

 

あれが慢心であった事だけはハッキリと自覚しています。

 

その後、そこのスポーツクラブでは気持ちを入れ替え初心に帰って頑張りました。

 

結果、毎月「予約待ち」が出来るほどにまで回復する事が出来ました(喜)

 

『個人事業主が慢心し続けているととんでもない事になる』

 

開業する前にこの経験が出来たのは貴重な物となりました。

 

 

前回書いたのは私が天狗にっていた頃の話でした。

 

天狗になるのと慢心するのは似て非なるもので

 

改めて思うのは

 

「天狗は一度で懲りる」けど「慢心は何度でも繰り返す」事です。

 

100%断言できるのが

 

あれから天狗にはなっていないし、今後の人生でなる事が無いと言えますが。

 

慢心に関しては「二度としない」と断言できません。

 

なぜなら、とても細かい事を含めると、ちょいちょい慢心しているからです。

 

慢心はタブン「0」にはなりません(汗)

 

だからこそ、いかに早く気づけるかが大事だと思います。

 

(最近では、慢心チェックを毎日しています…笑)

 

 

これで今日の話は終わり...

 

と思いましたが、もう一つ思い出した事が有ります。

 

何年か前に、両親と昔の話をしていた時の事です。

 

私の実家は工場を経営していました。

 

(今は兄たちが経営しています)

 

そんな事もあり、取引先の社長さんが家に来てお小遣いをもらう事もありました。

 

その頃はまだ子供でしたから「いいおじさん」としか思っていませんでしたが

 

今思うと皆ちょっと偉そうな人ばかりで、感じのいい人は一人も居ませんでした。

 

(多分「天狗」や「慢心」の塊のような人ばかりだったのでしょう)

 

あの頃小遣いをくれていたおじさん達(取引先の社長)が今どうしているのか気になったので聞いてみると...

 

「皆、会社を潰してしまい、今では行方も分からない」との事

 

改めて「天狗」と「慢心」のなりの果てを知りました(恐怖)

 

何度も言いますが

 

「天狗」と「慢心」の代償は、必ず未来に訪れます。

 

あの頃のおじさん達のようにならない為にも、常に自分を律して生きて行こうと思います。

 

ご精読有難うございました。