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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「その痛みは誰が治しているのか?」です。

 

度々同業者と話をすると

 

「坐骨神経痛はこうしたら治るよ」とか

「俺はこうやって五十肩を治している」みたな話を耳にします。

 

こうした話を聞く度に、何か違和感を感じます。

 

その違和感の正体は、「俺が治した」という表現が

 

「偉そう」とか「傲慢さ」という印象を与えるているからですが

 

最近は「偉そう」という印象以上に

 

「本質がズレている」という印象を持つようになりました。

 

では「本質とは何か?」となりますが

 

そもそも我々施術家は医者ではないので治すという感覚は違います。

 

あくまで施術家としての本分は、体の歪みを整えたり、姿勢を整えたりして『正常な治癒力を導き出すサポートをしている』だけです。

 

こうした視点から見ると「俺が治した」と言ういう表現は、人間が持つ治癒力を無視して、さも施術家が治しているように聞こえます。

 

確かに施術後に痛みが無くなっている事もあるかも知れません。

 

こうした結果が起こると「俺が治した」と言いたくなる気持ちも分かります。

 

でも、それはあくまでも骨格を正しい状態へ導いた結果、体が正常に働いて起こった結果なのです。

 

こうした体の仕組みこそが本質であり、医者ではない我々が絶対に忘れてはならない事だと思います。

 

私は操整体を学んだ25年ほど前、ココから学びました。

 

25年この業界に身を置いてみて実感するのが、年々同業者が増えている事。

 

数年前、何かのネットの情報で見たのですが

 

「整体院の数がコンビニの倍以上存在している」と(汗)

 

良心的な目で見ると、この業界も大分認知されてきた現れのように思えます。

 

その反面、誰でも独立開業しやすいので、気軽に参入しているようにも思えます。

 

実際、開業から5年以内で95%の店は閉めているという話です。

 

(本当かどうかは分かりません、ネットで見つけた話なので)

 

もしかしたら「誰でも開業できる」という代償が業界のすそ野を広げ、本質を理解していないで開業している人が増えているのかも知れません。

 

業界の発展は望む所ですが、悪評は勘弁願いたいものです。

 

っという訳で、啓蒙活動の一環としてコレを書いた次第です(微笑)

 

 

 

『その痛みは誰か治しているのか?』

 

『正常に戻られた患者様ご自身の身体が治しているのです』