こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は「発症期について知りましょう」です。
前回のブログ記事でも少し触れましたが、体の痛みには主に「発症期」「進行期」「停滞期」「回復期」の4段階に分かれます。
今日は「発症期」についてお話したいと思います。
「発症期」とは、その名の通り痛みが発症したタイミングを指します。
例えばぎっくり腰はとある瞬間から痛みがでますよね(汗)
正に痛みが出た瞬間、これが「発症期」です。
発症期の行動パターンって大体決まっていて、殆どの人は痛みの度合いによって思考と行動が決まります。
例えば、『発症した痛みが生活に影響を及ぼすほどの痛みだった場合』
「これはマズイ、治療院に行かないと」と思い、どこかしらの治療院に通われる事と思いますが
逆に、『発症した痛みが軽いものだった場合』
「そのうち治るだろう」と高を括り、放置してしまいがちです。
発症期を放置してしまうとどうなるか分かりますか?
単純な事です。
「進行期」に入ってしまいます。
「進行期」の恐ろしい所は、時として生活を脅かす程悪化してしまういます。
(高齢者の膝の痛みなどは何十年も掛け、手術が必要な所まで悪化させてしまいますよね…汗)
※「進行期」については次回詳しく書きます。
ここまで書くと私が何を伝えたいのか分かりますよね?(笑)
ズバリ
『痛みを悪化させたくなければ、痛みを感じた瞬間(発症期)に治療を開始する事』
ここに尽きます。
放置すればするほど...
その症状は「進行期」「停滞期」へと進んでしまいます。
放置した年数分、治癒迄の道のりは長く険しいものになります。
仮に「どんな痛みも1回で治します」という凄腕の治療家が居たとしても、長年かけて悪化させた症状を元通りに治す事は不可能です。
(一瞬だけ痛みを楽にする事なら可能でしょうけど)
このように「発症期」について知っているだけで適した行動が取れるようになります。
本来、発症期に適した行動が取れている人なら、仮に痛みが起こっても直ぐに良くなるはずですが
もし適した行動を取っているのに、痛みが悪化したり慢性化しているという方は、残念ながらそれは『適した行動ではない』という事です。
(例えば、「治らない治療院に通っている」とか、「悪化させてしまうセルフケアをしている」とか)
実はこのような方は沢山いらっしゃいます。
こうした方の道しるべにもなりたいので、このシリーズを数回に分けて書いて行こうと思います。
次回のテーマは「進行期」です。
お楽しみに(微笑)