こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は「回復期について知りましょう」です。
いよいよこのシリーズのラストです(笑)
少しだけおさらいしましょうか
体の痛みは主に4段階あります。
「発症期」「進行期」「停滞期」「回復期」です。
単純に言って、発症から早ければ早いほど治癒しやすいのですが、発症時が小さな痛みの場合、様子見(放置)をしてしまう方が多く
結果的に進行期から停滞期まで入ってしまう方が非常に多いです。
前回までは「発症期」「進行期」「停滞期」について書きました。
今日は「回復期」です。
「回復期」とはその名の通り、痛みが回復していく段階です。
回復期は停滞期や進行期と比べると、痛みが改善し始めているので、肉体的にも精神的にも楽になってきます。
このまま順調にいけば「治癒」となりますが、そう簡単に行かないのがこの段階です。
回復期の一番の落とし穴は、ズバリ...
「油断」です。
どういう事かご説明します。
どんな痛みでも「進行期」「停滞期」を抜け出して「回復期」に入るとホッとしてくるものです。
気を引き締めておかないと、この安堵感が油断に繋がります。
あくまでも回復期は「治癒迄の過程」で、「治癒した」訳ではありません。
まだ治りきっていないのに今まで気を付けていた事やセルフケアをサボり始めてしまえば「停滞期に逆戻り」しかねません(大汗)
と言う訳で「回復期」で最も重要な事は『治りきるまで油断しない事』です!
折角回復し始めたのに再発しちゃった(泣)
こうした例はかなり見かけますからね...要注意です。
ちなみに私は、回復期の方への施術はかなり気を引き締めながら行っています。
なぜ気を引き締めるのかと言いますと
回復期に入ったお客様の油断を諫める為です。
回復期に入ってから完治までストレートに行く人は意外と少なく、殆どの人は大なり小なり痛みをぶり返します。
この「ぶり返し」を防ぐ為には施術家の方が気を引き締めておく必要があります。
ちょっと想像してみて下さい。
物凄く痛かったぎっくり腰が回復してきた時に、施術家も一緒になって気を緩めてしまえば、再発率は高くなります。
こうなってしまうと、お客様は施術家に対して疑心暗鬼になるかも知れません。
「先生の言う通りにしたのにまた痛み出した」みたいな(汗)
これではせっかくここまで積み重ねた関係が水の泡となってしまいます。
(中にはこのタイミングで通院を止めてしまうかたもいらっしゃいます)
そうならないためにも回復期のお客様が治癒するまで気を緩めることなく診る事が重要です。
気を引き締めてさえいれば、仮に再発したとしても
「そう言えば先生が再発する可能性があるから油断するなって言っていたな」となります。
この場合、「あきま先生はこうした事態を予測していたんだ」と思って貰え、更に信用が増します。
我々施術家は目先の状況に一喜一憂することなく、お客様の未来を想像しなければなりません。
あ!
ついつい施術家目線で書いておりました(汗)
軌道修正します。
『回復期で重要な事は治癒するまで気を緩めない事』
ここに尽きます!
ここで油断するとぶり返しますからね...
くれぐれもご注意を(微笑)
▽▽▽▽▽
今回シリーズで書きましたが如何でしたでしょうか?
こうした事をお客様も理解しておくことで、体の痛みにもスムーズに改善できるようになりますし、何より大きな痛みまで進行させずに済むようになります。
長年あきま操整体に通われているお客様は、ご自身の身体と向き合っております。
こうしたアンテナが常に立っていれば、将来への不安なんてなくなります。
人生100年時代を豊かに過ごすためには、とても大切な能力だと思います。
人生の後半を、痛みと不安で過ごさないようお気を付けくださいませ(微笑)