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最近通い出したお客様(女性/70代)のお悩みは

 

10年以上前から膝(や腰)が痛いそうです。

 

体のチェックをすると、そんなに関節を故障させている訳ではなく、筋肉の緊張が主な原因のようでした。

 

このようなパターンの人は、痛みの具合が日替わりです。

 

(物凄い痛い日もあれば、そんなに痛みを感じない日もあります)

 

あきま操整体に通院し始めて3回目の時、痛みの度合いを伺うと

 

「今日はそんなに痛くないの」との返答でした(微笑)

 

幾つか体のチェックをして、特段問題が無かったので

 

「今日は体の歪みも緊張も少ないので、少し体を動かしてみましょう」と伝え、軽く運動メニューをする事にしました。

 

こうような方は長年使われていない筋肉や関節の動きがあるものなので、そこをめがけて軽く動かしてもらいました。

 

すると、ほんの数回で疲れ果てていました(笑)

 

そう!普段動かす事がない筋肉や関節の動きは、久しぶりに動かすととても疲れるのです

 

(本人も、たったこれだけの動きで疲れ果ててしまった事に驚いていました)

 

これをデメリットと取ってしまうとメリットには気づくことが出来ません。

 

ではメリットとは何なのか?

 

答えはコレです↓↓↓

 

お帰りになる時に「さっきまでの痛みはどうなりましたか?」と聞くと...

 

「あれ?全然痛くない‼」と仰っていました(笑)

 

「そうなんです、普段動かされていない筋肉を動かすのはとても疲れますが、その変わり固まっていた筋肉がほぐれ、痛みが和らぐのですよ」

 

とお伝えするととても嬉しそうなお顔をしていました(微笑)

 

(痛みの原因と改善方法が見えてきたから嬉しくなったのだと思われます)

 

↑↑↑これがメリットです(笑)

 

この質問をしないで帰らせてしまったら...

 

「私の体は衰えている」とか「こんな事をやらされて凄く疲れた」

 

のようなイメージしか持たれなかったと思います。

 

これでは、体を動かす事への抵抗感しか生まれませんよね(大汗)

 

何か刺激を与えたらその反応(結果)を聞き出す事はとても重要です。

 

ここを怠るとデメリットしか見えなくなってしまうかも知れませんから(笑)

 

全てのお客様の痛みがこの方のようには行きませんが、このようなケースはとても多いです。

 

改めて「体を動かす事って重要だよな~」と感じました。

 

そして「その効果を感じて貰う事も重要だよな~」と感じました。

 

長年関節障害でお困りになっている方に限って、体を動かす事へマイナスイメージを持たれているものです。

 

『運動なんかしたら悪化させてしまいそう』みたいな...

 

でも、決してそんな事ばかりではありません。

 

例に挙げた方のように、関節に故障を起こしていないのであれば、眠った筋肉や、錆びついている筋肉を動かしてあげる事が改善への一手だと思います。

 

※あくまでも、専門家の正しい判断があっての事ですからね...ご注意を!