こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は「お客様のコンディションを見抜く」です。
今日は私がお客様の体をどう評価しているかお話したいと思います。
まず最初に鏡の前にある椅子(ベンチ)に座って頂きます。
そこで「座った姿勢のチェック」と、「背骨のチェック」をします。
そして「頸椎(首の骨)の歪み具合のチェック」と「周辺のコリ具合をチェック」します。
そして「腕を持って関節の可動性のチェック」をします。
ここまででいつものコンディションと比較をして、気づいた点をお伝えするようにしています。
(良い場合は「良い」と、悪い場合は「悪い」と...)
そして施術ベッドにうつぶせになって頂きます。
うつ伏せ姿勢で「ふくらはぎの圧痛チェック」をし、「頸椎(首の骨)の歪み具合のチェック」、「僧帽筋の圧痛チェック」をします。
ここ迄の一連のチェックで「姿勢の崩れ具合」が分かり、それによる「筋肉の緊張やコリ具合」が分かります。そして「背骨の歪みや詰まり具合」が分かります。
こうした情報は、単にその日のチェックをしてるだけではありません。
前回との比較と、今まで(の歪み具合)と比較をしています。
ですから
「〇〇さん、今日の歪み具合は前回よりちょっと悪いですよ!〇ヶ月前の状態に近いです!このまま行くとあの頃(痛かった時代)の状態まで戻ってしまいますよ!そうならないようにしっかりメンテナンスして行きましょうね。ここは普段以上にセルフケアを頑張る時ですからね!」
こんな感じで的確な状況説明が出来ます(微笑)
こうした事前チェックが細かく出来るようになってからは、面白いように成果があがるようになりました。
では以前の私はどんな感じで行っていたかと言いますと...
恥ずかしながら
お客様に「今日の調子はいかがですか?」と伺って、お客様の不調を聞き出すだけでした(大汗)...
(たったこれだけの情報で施術をしても、大した成果が上がる訳はございませんよね…大汗)
ぶっちゃけてしまいますが、こうやって聞き出したお客様の情報って...
「体の痛み」や「疲れ具合」「何らかの不調」ばかりで、一つも具体性がありません。
お客様が訴える情報だけで施術をしていると、結局お客様の訴える症状とイタチごっこになるだけです。
(「イタチごっこ」というのは、お客様が「ここが痛い」と言えば、そこを施術する...みたいな)
こんなやり方で本当の原因や問題をあぶり出す事なんて不可能です。
こうした事に気がついてからは、どうしたらお客様の体の状態を的確にチェックし、お客様と共有する事が出来るかを考えました。
色々試行錯誤しましたが
今まで学んできたものと、今まで経験した事をまとめ上げた方法が先ほどのチェック方法なのです。
このチェック方法が確立出来てからは、お客様がどんな事を訴えようと迷う事も悩むことも無くなりました。
だって、チェックした結果が答えになっているし、その答えをちゃんと見つめれば、お客様がどこの段階(悪化/停滞/回復/治癒)にいるか分かるのですから。
こうやって書くとお客様が訴える事を無視しているように聞こえるかも知れませんが、そんな事はございませんよ(微笑)
お客様が訴える情報に変化が起こっているかどうかをちゃんと見ていますから(笑)
最後に
もし貴方が体のどこかを悪くしてお困りで、現在治療院に通われているとしたら...
ちゃんとお体のチェックをしてもらっていますか?
そしてそのチェックした情報を共有して貰っていますか?
ここがちゃんとなされていないと原因も分からないし、今がどの段階(悪化/停滞/回復/治癒)かも分かりませんよ。
何の手掛も無く治療(?)をしていても、望む結果は得られる筈もございません。
何を隠そう私自身がそんなやり方でやっていた時代があるから、断言できるのです。
今はこの業界(治療院業界)もコンビニの3倍もの店があるそうです。
もし貴方が通われている治療院が、ちゃんとしたチェックも情報共有もなされていないようでしたら、すぐに別の治療院へ行った方が良いかと思います。
コンビニの3倍もの治療院がある訳ですから、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たります(笑)
いつまで継続しても、望む結果が得られないような店はさっさと辞めて、次のお店に行った方が良いと思います。
時間とお金がもったいないですから(笑)