私がしている仕事では、お客様にお体の状況を説明したり、改善方法をお伝えする等、多くの事をお伝えしなければなりません。
そう!「伝える能力」と言うのは「指導力」が求められれるという事です。
指導力の中でも私が最も重要視している二つの極意(?)をお教えしたいと思います↓↓↓
先ずは皆さんにお聞きしますがに...
皆さんは、病院で専門用語を多用する先生に出会った事ってございませんか?
その先生の説明を聞いて納得できましたか?
そしてその先生の事を信頼できましたか?
...
...
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...
...
恐らく多くの方は「NO」とお答えになったのではないでしょうか。
なぜ専門用語を多用する先生が支持されないのか分かりますか?
理由は簡単です。
『知識で説き伏せられている感じがするから』です。
誰だって理解できない言葉を聞かされて話が進んで行くのは嫌ですよね。
(たまに専門用語フェチの方もいますが...汗)
あきま操整体にお越しになられるお客さんの中にもこのような経験をした方を見かけます。
このような方は、総じて不満を持っています。
こうしたお客様と出会う度に、「お客様の心理に立てていない先生って多いな~」と感じます。
私は前職でスポーツクラブでトレーナーをしていましたが
その当時、多くの会員様に接客をしてきて、お客様に耳を傾けてもらう為のノウハウを学び、研究しました。
お客様に耳を傾けてもらうのって、実はコツがいるんですよ。
ヒントは自分が顧客側になった時に、どんな伝え方をされると一番スッと入って来るかを考えてみる事です。
先ほどの専門用語を多用する先生の話は、「難しい」「理解できない」と思われてしまう事が不快に思われる一番の問題です。
お客様の心理は「難しい説明」は「嫌」なんだから...
もう分かりますよね(笑)?
そう!「分かりやすく」を「求めている」んです。
(私が今まで「この先生(トレーナー)はスゴイな~」という人は、皆さん説明が分かりやすいです)
ただ、「分かりやすさ」ばかりに気を取られていると思わぬ失敗を犯してしまいまうのです(大汗)
それは...
「話が長い」(話がまどろっこしくなる)です。
お客さんが分かりやすいようにお伝えしようとすればするほど、悪循環に陥ってしまうのです(大汗)
皆さんの周りにもいませんか?そういう人(汗)
丁寧に話をしてくれるのは良いんだけど、話が長い人...
こういう喋り方をしている人って「丁寧に話しているのだから、少々話が長くても好意的に捉えてくれているだろう」なんて思い込んでいるもので、これって質が悪いです。
だって、話を聞く相手は内心
「あの先生の話は長くて、まどろっこしいのよね~」となっているからです(大汗)
と言う訳で、お客さんが分かるように伝える事は大事だけど、それだけではダメという事です。
私が出会った素晴らしい先生方に他に共通している事ってないかな~と思って考えて行くと、とある事に気が付きました(光)
それは「シンプルに話している」って事です。
そう!「分かりやすさ」だけでなく「シンプルにお伝えする」という事をしているのです。
常にこの二つを持って話をしているのです。
面白い事にこの二つを念頭に掲げてお客さんに指導をして行くと、皆さん傾聴して下さるようになりました(微笑)
そしてこの二つの意識でお話をするようになってからは、沢山のメリットが得られるようになりました↓↓↓
〇話を聞いて貰えるようになった
〇信頼して頂けるようになった
〇説明に掛かる時間が短縮できた
〇質問をして頂けるようになった
〇お互いに感じていたストレスが無くなった
良い事ばっかりです(笑)
こうした能力は磨けば磨く程発展するので、「施術技術」や「知識」のアップデートだけでなく、「指導力」も磨き続けて行こうと思います(微笑)