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この仕事において、お客様に掛ける第一声がこの「今日の調子は如何ですか?」です。

 

(挨拶や少々の世間話は別ですよ)

 

お客さんの返答を聞き、瞬時に適した対応をするのが私の仕事です。

 

(わざと格好良く書いています...笑)

 

こうしたやり取りの中にもお客さんの性格(タイプ)というのはあるもので...

 

中には絶対に「(調子が)悪い」とか「〇〇が痛い」としか言わない人が居ます(汗)

 

もちろん本当に調子が悪かったり、どかしらの痛みでお困りならその返答で正解なのですが、あきらかにそんな状態でもないのに「悪い」「痛い」としか言わないと、少々残念な気持ちになります。

 

(「せっかくいつもの症状が良くなっているのに~」みたいな)

 

もしも私が「今日の悪い所(痛い所)は?」と聞いているなら「悪い所」「痛い所」を答えるのは正解です。

 

しかし、私は「今日の調子はいかがですか?」と聞いているのですから、「今日は調子いいわよ」とか「前回より良いかな」とかと答えて下さっても良いのです(笑)

 

私の見解ですが、良い状態をちゃんと察知して、それを伝える事ってとても重要な事だと思います。

 

(「自分の体が改善している」っていう自覚を持つ事ですから)

 

いつも悪い所ばかりを察知していては、いつまで経っても脳は健康と思いませんからね。

 

 

 

こうしたお客様に『どうやって正当な評価をしてもらえるか』考えていた時期が有ります。

 

その時に思いついた方法が、『質問の仕方を変える』でした。

 

いつもの「今日の調子はいかがでしょうか?」だと、調子が悪い所を探して(見つけ)てしまうのですから...

 

「前回と比べて調子はいかがですか?」と聞くようにしました。

 

これなら余計な情報を見つける事無く、調子を比較する事ができます。

 

その結果、いつもネガティブな返答をする人でも、「前回より良いよ」と答えてくれるようになりました(微笑)

 

(誤解されないように書きますが、「良い答えを言わそうと誘導している」訳ではありませんから…あしからず)

 

 

 

このように質問の仕方を変えただけで、自身の調子と向き合えるようになる人もいらっしゃいます。

 

「自分の体がちゃんと良くなっている」と感じられて、それを私に報告出来るようになると意欲も上がるし、マインドブロックが外れます。

 

(「いつも自分の体は調子が悪いんだ...」みたいな)

 

本当の健康はそこから先にあるように思います(微笑)