新規のお客様が「継続して通うか」、それとも「一回で止めてしまうか」の理由って何だと思いますか?
私がしている「整体業」なら...
「施術が合う」
「価格が適正」
「通いやすい場所にある」
が重要だと思います(笑)
しかし初診のお客様で、これらの条件がクリアされているのに初診のみで終わってしまう方もいらっしゃいます。
(一回で治ったから...という方は除いて)
こうした方と出会う度に、「なんであの人は、継続しなかったんだろ?」と思います。
その答えは、意外と簡単な事でした。
上記の「施術の内容」「価格」「場所」以外にも重要な事があったからです。
それは何だと思いますか???
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ズバリ!「信用」です。
(お気に入りの美容院やかかりつけの病院に通うのは、そこに「信用」があるからだと思います)
では「信用」ってどうしたら得られると思いますか?
(目に見えるものではないので、難しいですよね…笑)
私が意識している「信用を得る方法」は...
「本当の事を言う事」と「聞かれた事を分かりやすくお答えする事」です。
この二つがちゃんとなされていたら、信用を得られると思います。
でもですねこの二つ案外難しいんですよ(笑)
「本当の事を言う」は一見すると簡単そうに見えますが、実際お客さんを目の前にすると、「お世辞」や「建前」「気遣い」が入ってしまうので、案外本当の事を言っていなかったりします。
「聞かれた事を分かりやすく答える」も簡単そうに見えますが、実は自分本位の応答になっているものです。
(そんな美容師や、お医者さんに出会った事ありませんか?)
いざお客さんを意識して分かりやすく答えようとすると、話をかみ砕きすぎてしまい、返ってまどろっこしくなったりすることも有ります...
簡単そうななのに、なかなか上手く行かないものです(苦笑)
「この二つをどうしたら上手く出来るようになるのか?」と考えた時に、思い浮かんだのは「お客さん(側)の目線になる事」でした。
何事もお客さん目線で接するようになると、お客さんが共感してくれるようになります。
こうした共感が信用へと繋がって行くのだと思います。
これが出来るか出来ないかは結局の所、施術者の自我によると思います。
自我が強すぎる人は自分本位になってしまい、お客さんの信用は得にくくなります。
(つい、自分を大きく見せたくて自分本位になってしまう人…多いですよね)
そんなタイプの施術家が幾らお客さんの話を聞いたとしても、お客様の信用は得られません。
かく言う私も昔はそんな施術家だったかも知れません(大汗)
これを書きつつ過去を思い出し、自分を戒めている次第です(微笑)
結局の所、「お客様の信用を得る」とは「お客様ファーストになる」って事だと思います。