長年通われているお客様(60代/男性)が居るのですが、その方は少々無理な事(トレーニングや登山)をする人で、いつもあっちこっち体を痛めます。
この方は、こちらが言った事をなかなかしてくれない人で、「姿勢を良くしてください」と言っても、「はぁ~」と気のない返事をして余り実行に移してくれません...
体を痛める度に「どうしたらよくなりますかね~」と言ってくるので、私も「以前教えたじゃないですか」とそっけない態度で応答していました(結局教えますがね…笑)。
こんな事が何年も続き、最近も「肘が痛い」とか「足が痛い」とおっしゃり、終いには「なかなかな治らない」とネガティブマインド全開になってしまったので、さすがに放っておく事も出来ず...
「(真面目な顔で)しっかり姿勢を良くして下さい」と言いました。
ハッキリ言って「姿勢を良く」何て、何年も前から言っている事です。
理由は簡単です↓↓↓
姿勢が悪いと慢性的に体(骨格)を歪ませます、その体で無理な事をするから痛めるのです。
「先ずは次回のご予約(一週間後)まで続けて下さい。必ず良くなっていますから」とお伝えしました。
そして一週間後、姿勢の継続が出来ていたか聞いてみると...
「頑張ってみた」との返答が(笑)
そして症状を確認したら...
ちゃんと軽減しているではありませんか。
(まだ本人は「痛みはある」と言いますが…苦笑)
度々ここにも書いていますが、私は「お客様が訴える痛み」よりも、体の歪みや指標を重要視しています。
(「お客様の痛い」には振り回されません)
そうしないといつまでも痛みは改善しませんから(微笑)
施術を終える時に「痛みはまだあるかも知れませんが、ちゃんと体の歪みと指標が良い状態になっているので、このまま姿勢を頑張ったら必ず痛みも無くなりますよ」とお伝えしました。
(珍しく本人もやる気になっていました)
それからまた一週間が経ち、体のチェックをするとちゃんと歪みの改善、指標の改善がみられました。
更に一週間が経ち、「体の歪み」「指標」が改善し、痛みの具合も大分良くなっているようでした(笑)
それを見て私も「今まで一番良い状態になっていますよ」とポツリと口にしたら...
お客様「初めてあきまさんに褒められた(笑)」と仰っていました。
(そんな事は無いと思うのですが...苦笑)
それに反応して、思わず「私だって出来たら褒めたいんですよ」なんて言い返してしまいました(笑)
(これも長年かけて築いた人間関係って事で…)
以上、長年やる気スイッチが入らなかった人が、体の不調が切っ掛けで“入った”話でした。
全ての人にやる気スイッチがあるかは分かりませんが、あきま操整体に通われている人なら、『必ずどこかにある』と断言できます。
何故ならこのお客様にも有ったのですから(微笑)