施術をしていると足首が固まっている人を見かけます。
(年齢が高い人ほどその傾向にあります)
「足首が固まっている」とは、言い換えると「可動範囲が狭い」という事です。
足首の可動範囲が狭くなって行くと、何が起こるかわかりますか?
簡単な事です「姿勢が悪くなる」のです。
(姿勢が崩れるのには、他の原因もたくさん考えられます)
足首が固まってくると歩行時の歩幅が狭くなります。
すると骨盤が後傾したり、背骨が丸くなりやすくなります。
となれば腰を痛めたり、膝や股関節を痛めやすくなります。
(もちろん肩や首もね)
このような流れで痛みを起こしているにも関わらず、痛みを起こしている部位の治療しか行わなければ良くなる訳はありません。
大事な事は、「なぜこの痛みは起こっているのか?」
ここを考える事です。
ではどうしたら固まった足首を柔らかく出来るのかというと...
足首の硬さにとらわれない事です。
足首の硬さにとらわれてしまうと、足首にフォーカスしてしまいます。
足首ばかりをほぐそうとしてもそうまくは行きません。
(痛みのある部位ばかり治療をしているのと一緒です)
足首が固まる原因を考えて、必要な手順で手を加える必要があります。
わたしの考えでは「背骨が歪み」や「関節のつまり」「防衛反応」が影響しています。
これらを適した手順で改善していかないと、足首の硬さ(可動は)は改善しません。
こんな書き方をすると、「なんか難しそう」と思うかも知れませんね(笑)
ご自身で改善しようとすると確かに難しいかも知れません。
だからこそ、信頼できる専門家に診てもらって下さい(微笑)
皆様の健康を祈念いたします。