皆さんは、仕事(作業)が出来ない人に対してイラっとする事はありませんか?
そして仕事(作業)をやらない人に対してイラっとすることは有りませんか?
職場でも家庭でもこうした人って居ると思います。
確かにイラっとする気持ちも分かりますが、一旦心を落ち着かせて下さい。
イラっとしたら、「貴方の能力が低いから」と見られてしまうかも知れませんよ。
「え?なんで?」と思うかも知れませんが、その理由は最後までお読み頂けたら分かりますよ↓↓↓
そもそも「出来ない」と「やらない」は似ていますが全く異なるものです。
【出来ない】とは
やり方が分からない
やっても出来ない
【やらない】は
やり方は知っている
やれば出来る
ね、真逆でしょ(笑)
出来ない人に必要なのは、やり方を教える事...
すなわち『ティーチング』
(小学校で足し算を教えるような方法)
片や出来るのにやらない人にやらせる方法は...
『コーチング』
(相手が出来るように支援する方法)
なぜこんな事を書いているのかと言うと、私の自宅の隣の奥様が、毎朝息子(幼稚園生)に物凄い剣幕で切れているのでこんな話を書きたくなりました(笑)
ちなみにその奥様の二大キレワードは...
「早くしろ」
「なんで出来ないんだ」
この二大ワードを聞く度に、「そもそもちゃんとやり方(ティーチング)を教えているのか?」と思います。
そして「このお母さん、やれるように支援(コーチング)する気持ちはないんだな」とも思います。
どっちにしても自分の思い通りにならないからって、キレて相手(幼稚園生)を威圧するなんて愚の骨頂です。
(「私にはティーチング能力もコーチング能力も有りません」って言っているようなものですから)
そう言えば、時折体のメンテに来る高校生が居るのですが、その彼が高1の時「毎日のように先輩に怒られて嫌になります」とぼやいていました。
その彼に、「恐らくその先輩はティーチング能力もコーチング能力も低いから怒るしかできないんだよ」と言ったら、納得していました(笑)
数か月後に来院した時に、その後どうなったのか聞いてみると、「先輩に怒られても何とも思わなくなりました(笑)」と言っていました(大笑)
結局の所、『怒っている人間の能力が見透かされてしまうと、どんなに立派な言葉を言っても相手には響かない』という事だと思います。
私もお客様にセルフケアや予防方法を教える事がありますが、その際一番重要なのは「ティーチングとコーチング」だと思っています。
ここがちゃんと出来ていないのに、「なんで教えたことをやらないんだよ」と切れるのは最低の施術家(やトレーナー)です。
(お客さんに聞くとそんなお店が結構ありますよ…悲)
先に挙げたお隣さん(の奥さん)や部活の先輩は、素人だからまだ分かりますが、我々施術家(やトレーナー)はプロなんですから、こうした事を充分理解し実践できないといけません。
という事で、誰かに対して感情的にる人は、ご自身のティーチング力とコーチング力を疑いましょう。
間違いなく答えはここですから(微笑)