こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は大切な人からは値切らないです。
先日実家に顔を出したら、テレビの周りがいつもと違う雰囲気でしたので、聞いた見たら「調子が悪いから買い替える」とのこと。
実家の家電製品は昔から父の幼馴染の電気屋で買うようにしています。
本音で言えば家電量販店やネットで購入した方が安いと思います。
両親もその事を承知ですが、それでも幼馴染みの電気屋で買います。
それはなぜか???
理由はいくつかあります。
「購入した電化製品が不調の時、すぐに飛んできてくれて見てくれるから」
これが大きな理由です。
でも、一番大きな理由は
「幼馴染みの電気屋を支援したいから」だそうです。
仲の良い幼馴染が商売をしていたら協力したいと思うものです。
だから少々高くてもその電気屋で買のだそうです。
そして購入するときは一切値引き交渉はしないそうです。
それは、少しでも利益を取ってもらいたいからだそうです。
うちの両親は金属加工業を営んでいました。
自身が商売をしていたからこそ大切にしている感覚なんだと思います。
例えば取引先に対して何の感情もない会社は、平気で値引き交渉をしてきます。
こんな経験を沢山してきたから大切な人からは値引かないようになったのかと思います。
少々話は変わりますが
私が子供の頃、毎年両親と初詣に行っていました。
初詣にはだるま市が出ていて、父は毎年決まった店主から買っていました。
その時の父はガンガン値引き交渉をします。
幼馴染の電気屋には一切しないのに、ここぞとばかり「もうひとこえ!もうひとこえ!」と言って値引き交渉をします。
次第に店主が根負けして、最後には限界まで値引きしてくれます。
それを聞いて父は「よし買った!」と言って大きめのお札で払います。
店主がお釣りを渡そうとすると、
父は「ご祝儀で取っといて」と言って
だるまを片手に立ち去りました。
子供の頃そのやり取りが好きで、じーっと眺めていいたものです(微笑)
幼馴染の電気屋への心意気も
だるま市の店主への心意気も
「粋」だな~としみじみ思います。
どちらの例も大切な人からは値切らないエピソードです。
自分の利益を一番に考えるのではなく
相手(大切な人)の利益をちゃんと考えている行動だと思います。
なかなかできそうで出来ない行動です。
こうした教育は習う教育ではなく、見て学ぶ教育だと思います。
まさに父の行動、父の背中で学んだ貴重な経験です。
このような経験を沢山いただけた両親に感謝致します。
書いていて思いましたが...
亡くなった父との思い出を書いているようになってしまいましたが...
現在83歳!
メチャメチャ元気に生きていますよ!
まだまだ背中を見させてもらっています(笑顔)