042-770-6340

「この痛みを何とかしたい」

「この痛みさえなければ...」

これは体の痛みでお困りのお客様が良く口にする言葉です。

確かに体が痛い人ほどこの思いになるのは分かります。

でもですね、痛みってそれなりに理由があって起こっているのですよ。

その理由と向き合わなければ決して良くなりません。

もしも魔法のような物(劇薬)があって、それを行うと劇的に痛みが無くなったとしても、一生痛みから解放されるわけではありません。

残念ながら必ず再発します。

もしその痛みが余りにも辛く、ひと時だけでも痛みから解放されたければ劇薬に手を出すのも良いかも知れませんが...

(非合法な物はダメですよ)

しかし、「必ず再発はするし、何なら副作用(悪化)の危険性がある」ここを頭に入れておかないといけません。

 

 

私はお客様の痛みと向き合うのが仕事ですが、実はもっと違う物にも向き合っています。

それは、「体の歪み」や「体の機能」そして「お客様の習慣」です。

これらに問題があって痛みが発症しているのに、ここに向き合わず痛みだけに向き合っても本当の効果は得られません。

だから、痛みよりもここに拘るのです。

 

 

時折物凄い痛みで藁にも縋る思いでお越しになられるお客様が居るのですが、こうした方は施術後に「(期待したよりも痛みが減らず)先生、本当に治りますか?」と聞いてくることがあります。

(さすがに一回の施術で劇的効果とはいきませんからね)

そんな時は...

「次回お越しになられた時に体の歪みが今日よりも良い状態であれば、必ず状態は良くなっていますよ」

とお答えしています。

更に「その為に今日お伝えした事(習慣の見直し)を頑張ってくださいね」と付け加えます。

恐らくお客様からしたら、「治りますよ」と歯切れよく行って欲しかったのかも知れませんが、私は医者ではないので「治る」と言う言葉は使えません。

だからこそ、お客様に私が何に向き合っているかを明確にお伝えする必要があります。

「体の歪み」「体の機能」「お客様の習慣」と向き合っている事。その結果が痛みの改善へ繋がっている事を。

 

 

もし貴方が今現在体の痛みでお困りでしたら...

何年(何十年)も前の昔の記憶を辿ってみて下さい。

必ず体のどこにも痛みが無かった時代があったはずです。

その頃の体の状態に一歩でも近づく事が重要です。

その為に必要なのが「体の歪み」「体の機能」「生活習慣」の改善です。

もしかしたら遠回りに見えるかも知れませんし、もっと近道を求めてしまうかも知れません。

しかし、長年お客様の体を診てきたから言える事が有ります。

これが正解なんだと思います(微笑)