こんにちは。
あきま操整体の秋間です。
今日のお題は脂肪も役に立つことがあるです。
「ダイエットをしたい」と思われている人などは
「脂肪」について良い印象がないと思います。
確かに増えすぎた脂肪は見た目(体型)を悪くしますし、内臓の疾患を引き起こしかねません。
では、この「脂肪」
存在自体が「悪」かと言えばそうでもありません。
結構重要な役割を持っています。
運動をする時などは脂肪をエネルギーにとして体を動かします。
車に例えたらエンジン(体)を動かすのにガソリン(脂肪)が必要...
こんな感じです。
他にも体温の保温効果もあります。
過剰な脂肪は確かに病気の元ですが、必要な脂肪量もあるという事ですね。
特に私が高齢のお客様によく言うのが
「転倒した時に脂肪が少なすぎると骨折しやすいですよ」です。
言葉だけでイメージ付きますか?
一応説明しますね
筋肉も脂肪も少ない高齢者(ガリガリ体型)の人は、転倒時の衝撃が直接骨に伝わってしまいます。
片や筋肉や脂肪の量がほどほどにある高齢者は、転倒時脂肪や筋肉が緩衝材になって直接骨には伝わりません。
この差が骨折するかしないかの差になります。
高齢者の健康問題の一つに骨粗しょう症が挙げられると思います。
骨粗しょう症とは骨がスカスカな状態で、衝撃にもろく骨折しやすい特性があります。
骨粗しょう症の状況で脂肪が少ないガリガリ体型(の高齢者)とくれば、骨折のリスクはかなり高くなります。
まさに「転倒」⇒「骨折」に直結してしまう状況と言えます。
少しは脂肪を見直して頂けたでしょうか?
決して「悪」ではありませんからね(微笑)
脂肪に助けられることだってありますから(笑)
知っていると知らないとでは差が出ますので
頭の片隅に留めておくと宜しいかと思います。
最後までお読み頂きまして有難うございます。