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こんにちは。

 

相模原(橋本)で整体院をしております

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題はお客様の為に体を壊してはいけないです。

 

ついこの仕事をしているとお客様の身体状況に敏感になります。

 

例えば

 

腰が悪い人に「どうやったら腰の痛みがなくなるのか?」と考え

 

ついつい一生懸命になってしまいます。

 

もちろん一生懸命お客様を診る事は大切ですが

 

度を越してしまうと自分の体を壊しかねません。

 

私はこうした原則があることも知らずこの仕事を始めてしまいました。

 

実際どんな経験をしたかと言いますと

 

膝の痛みでお困りの方を診終わった次の日

 

そのお客様と同じように、自分の膝が痛くなりました(汗)

 

うそのようですが本当の話です(汗)

 

他にも足首が痛い方を診た次の日足首が痛くなったり

 

首が痛い方を診た次の日首が痛くなった事もありました(泣)

 

最初はこうした反応も「一人前へのステップ」だから仕方ない

 

とか

 

「自分が未熟だからそうなるんだろう」と思い込んでいました。

 

この仕事を20年以上やり続けているから分かりますが

 

お客様の身体を診終えた後、施術者の身体に様々な痛みを引き起こす事がある人は「ある思考」の持ち主です。

 

その「ある思考」とは...

 

「お客様の痛みが改善できるのであれば私の身体が壊れたっていい」

 

こんな思考を持っている人です。

 

私がこの仕事を始めたのは二十代後半だったので

 

まだまだ若く、勢いがあったので正しくこんな思考でいました。

 

「自分の身体が壊れてもいいからお客様を助けよう」と診るのですから

 

そりゃ自分の身体を壊す訳ですよ(汗)

 

今となったらこの経験をして来たことが大いなる学びになっております。

 

「体の痛みでお困りのお客様を何とかして助けたい」というのは

 

とても大切な感情ですが

 

「自分の身体を壊してでも助けたい」は大きな間違いです。

 

体の痛みでお困りのお客様を「底なし沼に漬かっている状態」しましょう。

 

施術家がその底なし沼に飛び込んで救おうとしているようなものです。

 

身を挺してお客様を救おうとしてしまえば身の危険が迫ってきます。

 

痛みと言う底なし沼に浸っているお客様を

 

施術家は安全なところから助け出す事が本当のプロと言うものです。

 

とかく若い施術家や、キャリアの浅い施術家が陥りやすい問題だと思います。

 

本当にお客様から求められる施術家は

 

安全なところから

的確な方法で

無駄なく助けてくれる人だと思います。

 

常にそうありたいと思っております(微笑)