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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は高齢者の心理分析です。

 

先日お越しになられたお客様(70代女性)との会話の中で一つの気づきがあったので忘れないために書いておきます。

 

その方は隔週でお越しになられております。

 

体の調子は通院当初(6年前)から比べると良好で、本人も実感しております。

(通院当初は心臓の手術後のリハビリの一環で通われていました)

 

現在は、通院当初からみたら、かなり運動量の高いプログラムができるようになりました。

 

先日もいつものように

有酸素運動(エアロバイク)をしながら、日常の会話をしていたら

 

友達に誘われて都内へ行かれたそうで、その時のお話を細かく話されていました。

 

話しっぷりから察すると、少々嫌な思いをされたようで、若干の愚痴も入っておりました(笑)

 

ご本人は、心臓の手術をした経験があるせいか、遠出をすることに少し不安があるみたいで

 

今回のお誘いも仕方なく乗ったそうです。

 

だんだん愚痴の熱量が強くなりそうなので

 

ちょっとだけ口を挟みました(;^_^A

 

「そのお友達さんって、〇〇さんの事を健康な方だと思って、安心してお誘いしたんだと思いますよ」と伝えました。

 

そして

「〇〇さんも自信があったから一緒に出掛けたんですよね?」と付け加えました。

 

さらに

「〇〇さんなら、もし誘われた内容に自信がなければ『ご迷惑を掛けると悪いからよしておくわ』と言ったハズですもんね(笑)」とも伝えました。

 

すると、次第に納得してきたようで

 

愚痴の熱量が収まりました(微笑)

 

今回のこのやり取りの中での気づきは、お友達さんの心理です。

 

ご年配の方が、ご年配の方を誘って出かけようとする時、無責任に誘うとは思えません。

 

もし出かけている時に何かあったら困るのは、誘った方ですから。

 

誘う方にはそれなりに責任が生じる訳ですから、むやみやたらに声をかける訳はありません。

 

極端な例を挙げれば

認知症状がある方をお誘いして遠出をしたり

歩行器を使わないと歩けない方をお誘いして遠出をする

 

など

 

気軽にはお誘いできるものではありません。

 

こうした誘う側の心理を理解した上で

 

先のお客様の話しを考えてみると

 

お誘いしたお友達さんは、そのお客様の事を「お誘いしたい内容の事が出来る人」と判断した訳です。

 

この視点が実はとても大事で

 

そのお客様は、私がその指摘をするまで気づいておりませんでした。

 

そしてそのお客様は

「そうか!あのお友達は私をそれくらい出来る人だと思って誘ってくれたんだ!」

 

と思って頂けた訳です。

(実際にそうおっしゃっておりました)

 

こうしたお友達さんの心理分析が出来たら、自然と愚痴を言う気持ちが失せ、最後には「誘ってくれたことに感謝しないとね」とおっしゃられておりました(微笑)

 

なんだかとても気持ち良い会話が出来ました(幸笑)

 

たまたまお客様との会話で感じた高齢者の心理分析でした。

 

新たな気づきを与えてくれたお客様と、そのお友達さん

 

そしてこれを読まれている皆様に感謝致します。

 

有難うございます。

 

今日も一日素敵な一日になりますように。