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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「試行錯誤の歴史を書いてみます(笑)」です。

 

日々お客様を診ていると様々な症状に出会います。

 

それと同時に様々な性格のお客様に出会います。

 

この仕事をかれこれ20年やっていますが

 

初診の方を診る時は多少なりとも緊張します。

 

この仕事に就いた当初はお客様そのものに緊張していました(汗)

 

いつの間にかその緊張は無くなりましたが

 

次に感じたのは「その人の持つ症状に対して」緊張するようになりました。

 

この仕事を始めた当初はどんな症状の方を診るのも楽しくって、不安よりも楽しみが勝っていましたが

 

経験を積めば積むほど、自分の能力が分かってきました...

 

「過去に結果を出す事が出来なかった症状と出会いたくない」

 

こんな思いが大きくなり

 

次第に「苦手な症状へ緊張」を抱くようになりました。

 

しかし、この緊張は案外スムーズにクリアできました。

 

どうやってクリアできたかと言いますと

 

「自分はゴッドハンドなんかじゃない」と思うようになたったからです。

 

得てして施術家というのはゴッドハンドという響きに憧れを抱くものです。

 

時折、体の痛みで困り果てたお客様に施術をしたら、劇的な改善が起こり

 

そのお客様から「先生はゴッドハンドですね」なんて言われる事があります。

 

こんな経験をすると、つい『その気になってしまう』物です(馬鹿笑)

 

しかし、こんな事は毎回起こるハズはありません。

 

前にスゴイ効果を出せたのに、「今日は何で上手くいかないのだろう?」

 

こんな事が起こります

 

こんな事を繰り返していくうちに

 

次第に『ゴッドハンド』という呪縛が解けていきました。

 

「自分は決してゴッドハンドじゃない」と思うようになったし、

 

「ゴッドハンドになりたい」と思う事も無くなりました。

 

決して向上心が失せた訳ではなく

 

『只純粋に自分の能力が上がるだけで良いんだ』

 

こう思えるようになったのです。

 

それからは、苦手な症状の方が来ても全く緊張しなくなりました。

 

そのお陰で堂々と「この症状は今日一回では改善しませんよ」と言えるようになりました(笑)

 

(多分その頃って一回で改善させないといけないと思いすぎていたのでしょう)

 

そして、今は初診のお客様のどんな事に緊張するのかと言いますと

 

ズバリ「性格」です。

 

性格は多種多様です。

 

一人一人異なりますが

 

案外カテゴリーに分けられます。

 

数あるカテゴリーの一つに

 

「痛みしか感じない」というカテゴリーがあります。

 

具体的に言いますと

 

「10の痛みだろうが3の痛みだろうが痛いとしか言わない」そんな人です。

 

普通の人は10の痛みが3になれば「大分楽になった」と感じますが

 

そう感じられない方も居るのです。

 

そんな方に何度か施術を行い症状が大分良くなっているとします。

 

その時に「調子はどうですか?」と聞くと

 

決まって「まだ痛いです」と答えます(汗)

 

その都度施術家のテンションは下がるのです(泣)

 

このような方への対応も慣れてきましたが

 

それこそ、以前は一喜一憂しておりました(汗)

 

どうやって慣れてきたのかと言いますと

 

ズバリ質問の仕方を工夫すればいいのです(笑)

 

具体的に言えば

 

ちゃんと比較対象を作って質問すれば答え方が変わるのです

 

例えば

 

「前回(最初の頃)と比べてどうですか?」と聞けば

 

ただ、「痛い」としか答える事は無くなります。

 

少なくとも前回との比較をして答えてくれます。

 

正直、面倒なひと手間ですが

 

とても大切なひと手間です。

 

このひと手間を惜しむ(忘れる)と

 

このタイプのお客様と信頼関係は築けません。

 

このようにお客様のタイプに応じた質問の仕方も大切な要素です。

 

常連のお客様は信頼関係が出来ているので

 

全てにおいて自然なやり取りが出来ますが

 

初診のお客様というのは、たった一瞬でその人の性格まではなかなか把握できません。

 

だからこそ緊張するのです。

 

確かに苦手なタイプの性格の人とも出会いますが

 

試行錯誤を繰り返しているうちに

 

その全てが経験値になっているものです。

 

こうした試行錯誤を続けられるのも自分の長所だと思います。

 

全ては失敗から学べるのですね(笑)

 

失敗こそ成長させてくれる引き金です。

 

これからも堂々と試行錯誤を繰り返していきます。

 

以上『試行錯誤の歴史をかいてみます(笑)』でした。

 

ご精読有難うございます。