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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお話は

 

先日、通い始めてまだ数回目のお客様にセルフケアの指導をしていた時のお話です。

 

いつものように施術を終え、関節の可動性を向上させるエクササイズを終え、セルフケアについてお話をしました。

 

「今日行ったこの動作はご自宅のキッチンで行うと良いですよ」みたいな話をしました(笑)

 

そしてもう一つ付け加えたのが

 

「なるべく、何かをしている時に行って下さい」と...

 

(そう!ながら運動をお勧めしたのです笑)

 

すると、「え?そんな感じでいいの?」みたいな反応でした(微笑)

 

本音で言えば、ながら運動より真剣に取り組んだ方が良いのは決まっています。

 

そこを敢えてながら運動をお勧めしているには訳があるのです。

 

それは

 

『真剣に取り組むセルフケアより、ながら運動の方が続けやすいから』です。

 

今までセルフケアを取り組んだ事が無い人に、真剣に行わないと出来ないようなメニューを指導しても、継続して貰える可能性は低くなってしまいます。

 

という訳で『習慣化への第一段階として、ながら運動を進めている』のです。

 

こうやって書くと、「あきま先生、手を抜いてるんじゃないの?」と思う人が居るかも知れませんが...

 

実はながら運動の指導って、真剣に取り組むメニューを指導するより難しいんですよ(笑)

 

何故なら、その方の性別や年齢、職業などを伺い、その方の生活習慣を聞き出さなければならないからです。

 

伺った情報とセルフケアのメニューを組み合わせて指導しなくてはならないから、結構頭を使うのです(笑)

 

指導した内容がお客様の頭の中で映像化されると、間違いなく習慣化になります。

 

(ここ重要!!!)

 

こんな感じで段階を一つ一つクリアして行けば、いつの間にかレベルの高いセルフケアが出来るようになって行きます(微笑)

 

 

 

手前みそではありますが、実はこれって誰に教わった訳でもありません。

 

長年セルフケアを指導して試行錯誤した結果編み出した方法です。

 

多くの施術家は、「この体操をやっといて」と言って終わってしいますが、こんなやり方ではお客さんはセルフケアを行ってくれません。

 

(何を隠そう、私も開業当初はこんな感じでしたから...大汗)

 

結果、殆ど行われる事が無く「全く持って無意味な努力」になっていました。

 

こんな事に辟易していたある時

 

ふと『こんな時のお客様は一体どう感じているのかな?』と気になりました(汗)

 

恐らく

 

「この先生はたいしたことを教えてくれない」とか

「この先生は無責任だな」みたいな思考になるハズです。

 

お客様にこんな思いをさせているようでは「お客様と信頼関係を築く」なんて到底不可能です。

 

この時に、『もっとお客様に歩み寄らなきゃ』という思いになりました!

 

それからは、お客様の目線に立ちながら指導をするようになりました(笑)

 

 

 

私のようにお客様にセルフケアの方法を指導するお店は多いと思いますが

 

このようにセルフケアの指導って

 

お客様との信頼関係を築ける可能性もあるけど、逆に信頼を失う可能性も秘めているのです。

 

(上手に行わないとリスクがあるって事です)

 

安易に手を出すとヤケドするよ(笑)

 

 

 

何事も試行錯誤をしないと発展はしないですね。

 

たかがセルフケアの指導、されどセルフケアの指導...

 

これからも邁進していきます(微笑)