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こんにちは。

 

あきま操整体の秋間です。

 

今日のお題は「失敗談を隠すな」です。

 

何かしらの整体の講習会等に出ると

 

華々しい成功事例を引き合いに講習が進むことは良くあります。

 

例えば

 

「手術寸前の膝関節痛の方が歩けるようになった」とか

「難病指定の患者さんが治った」とか

 

施術家としては心を奪われる症例です(笑)

 

『もしこの技能を身に付けられたらどんなに凄い事が出来るようになるのだろうか?』

 

こんな期待感を抱くものです(笑)

 

そして、その技術を学び

 

意気揚々と自院で試してみると...

 

今一つ期待通りの効果が出ない(汗)

 

...施術家あるあるです(苦笑)

 

(タブン殆どの施術家は経験していると思います)

 

そんな時って、決まって自分のせいにします

 

「まだこの技術が自分の物になっていないからだ」みたいな(笑)

 

そして

 

『今はこの技術をどんどん使い、そのうちに精度が上がりいつかは講師の先生と同じような効果が出せるようになるだろう』

 

こんな思考になります。

 

もちろんそのようになるケースもあるのでしょうが

 

往々にして、そうはなりません(悲)

 

最後はだいたい

 

『あの先生だから結果が出せるんだ』こんな思いで終わります(苦笑)

 

これもあるあるです(笑)

 

何せ私も同じような経験してきましたし(汗)

 

それでも

 

『今の自分が前に進むには何かを学ばなければいけない』

 

こんな思いが強い施術家ほどまた他の講習会に出席するのです(汗)

 

そしてまた同じ事を繰り返す...

 

改めて文字に起こすと

 

負のスパイラルのような気がしてなりません(笑)

 

さすがに現在はこんな経験もしなくなりましたが

 

20代から30代の頃は良くしたものです(汗)

 

でも、全てが無駄になるっている訳ではありません。

 

案外こんな経験も今では糧になっております(笑)

 

(なんなら、このブログのネタになってるし)

 

私にとってスキル(技術・知識)とは

 

何も成功例だけではありません。

 

沢山の失敗例や失敗談も大切な経験値であり

 

様々な経験を総合して自分のスキルとしています。

 

特に失敗例や失敗談というのはお客様から信用を得るのに大切な働きをしているようにも思います。

 

例えば

 

「以前〇〇を行っていましたが、その後試行錯誤するうちに無意味だったことが分かりました」というケース

 

本当なら自分が取り組んできたことを「無意味だった」なんて言いたくないですが

 

それを敢えて言う事で、信用に繋がる事もあるのです。

 

自分の経験上

 

お客様と言うのは「本当の事を知りたいと思っている」ように感じています。

 

だからこそ

 

無意味なものをはっきりと無意味と言う事が信用に繋がるのです。

 

冒頭で

 

『華々しい成功事例を引き合いに講習が進むことは良くあります。』

 

と書きましたが

 

講習会も全く同じで

 

素晴らしい成功事例ばかりを並べられるよりも

 

失敗事例や失敗談が入っている方が

 

逆に好感が持てたり、信用を持てたりします。

 

よくよく考えると

 

胡散臭い人(や講習会)ほど

 

失敗例(失敗談)を話さないような気がします。

 

(タブン揚げ足取られたらマズイからでしょう)

 

こんな視点で考えると

 

自信を持って失敗例(失敗談)を話せる人の方がよっぽど

 

信用できるように思います(笑)

 

ある程度の人生経験と業務年数を積み重ねて来たお陰で

 

こんな事が少しづつ分かり始めてきました(微笑)

 

お客様に信用される事が

 

お客様との人間関係を築く一歩だと思います。

 

常にお客様目線であり続けたいものです。

 

以上「失敗談を隠すな」でした。

 

ご精読有難うございました。